感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katta
2
平成16年、法隆寺や浅草寺から仏像を大量に盗んだ男が捕まった。本書はその男の手記である。損保会社の優秀な営業マンが、なぜ仏像を盗むことになったのか、また、単なる初犯の窃盗犯がどうして6年もの懲役になったのか。日本の司法制度は、個々人の倫理観や正義感から成り立っていることがよくわかった。事件に巻き込まれたら、とにかく誠実な弁護士を見つけよう。2010/07/24
ももんた
1
小説なのかなと思い借りてみると、仏像を盗んだかどで捕まった人の手記であった。この事件のことはよく知らないが、この手記のとおりとすると、うつ病のときはおとなしくしないとな・・・弁護士を頭から信用してはいけないんだな・・・人間て環境で変わっちゃうんだな・・・という感じです。 2011/02/03
かきたにたくま
0
仏像を盗んだ男の手記。拘留と薬のたぐいはビリー・ミリガンを思い出した。弁護士と医者には要注意ということがよく分かる。2014/07/13