内容説明
おとなになってもわすれない。たったひとりの友だちとキャンプしたあの夏休み。
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』(新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞受賞。『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞受賞
よこやまようへい[ヨコヤマヨウヘイ]
1984年生まれ。大阪芸術大学芸術学部美術学科卒。2008年よりフリーのイラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンデ
1
引っ越しでいなくなってしまうりんちゃんと最後の夏休みをどう過ごそうか悩むつばさの話。りんちゃんが引っ越すまでの間、様々な人たちと触れあい思い出を作っていく。最後のお別れの場面でつばさなりの見送りが涙しました。また大人になって二人が出会えるといいなぁと思います。2015/08/05
鳩羽
1
もうすぐ引っ越しでいなくなるりんちゃんと最後の夏を過ごすつばさの、男の子同士の友情の話。東北を舞台にしたという田舎で、おじいちゃんおばあちゃんと生活圏において触れ合い、祭の獅子舞を覚え…と田舎では普通の感覚で読める。お別れの場面で子供らしい強さを見せられると泣けてきます。2011/07/27
都鳥
0
子供の国語の問題に一部分が載っていて、気になり、すべて読んでみようと図書館で借りました。 男の子二人の別れが悲しかったけど、最後の思い出に行った二人だけのキャンプ、自然の描写も美しく、場面が見えるようだった。 読んでよかった。2020/11/13
れいくす
0
田舎の少年二人を中心にしたお話。どこなんだろうな、と思っていたら、あとがきで東北の方だと書いてあった。高齢のばぁちゃんが元気だな…って言う印象。ホニホニ笑うお爺さんが可愛い。子供たち、のびのび育っている印象。そんな場所から子供がいなくなっていき、来年の獅子は誰が舞うんだろうか、と気になってしまった。 また来年、夏にはそのお祭りに、一家で獅子舞を見に来るかもしれないなー。 良いサイン。実現すると良いな。2020/09/20
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