出版社内容情報
昭和20年8月15日の敗戦を、日本政治はいかに乗り越え、原発事故や米軍基地容認といった「新たなる敗戦」のその先を構想することができるのか? 日本とヨーロッパから相互に問いかける、ラディカルな政治対論。
内容説明
この国が変わるには新たな「敗戦」が必要なのか?日欧の論客が直視する「戦後70年」という巨大な欺瞞。
目次
第1章 日本はふたたび戦争に踏み出すのか(40年前への逆戻り;「大政翼賛会」化した日本の政界 ほか)
第2章 敗戦国の空虚な70年(「敗戦」を認められない日本人;二度目の「敗戦」が必要なのか ほか)
第3章 右傾化する日本人(政治に「神話」を持ち込む安倍政権;存在感を増す「反米保守」 ほか)
第4章 新自由主義が支配する世界(小泉政権が日本に残した反知性主義;「ポチョムキン村」化する日本 ほか)
第5章 終わらない「敗戦」を乗り越えるために(脱原発には二度目の悲劇が必要なのか;ドイツとイタリアにできて日本にできない脱原発 ほか)
著者等紹介
ウォルフレン,カレル・ヴァン[ウォルフレン,カレルヴァン] [Wolferen,Karel van]
1941年、オランダ生まれ。ジャーナリスト、アムステルダム大学名誉教授
白井聡[シライサトシ]
1977年、東京生まれ。京都精華大学人文学部総合人文学科専任教員。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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