「自由」のすきま

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「自由」のすきま

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046532985
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「死者を育てる」「ゆるキャラの明るいニヒリズム」「正しい声の危うさ」。現代社会にひそむ違和を独特の言葉でとらえ、育てて、その根の部分を複層的に思考する。臨床哲学の視点から発信するやさしい哲学エッセイ。

内容説明

「どうしようもなさ」と「かけがえのなさ」現代社会の違和を複層的に思考する、やさしい哲学エッセイ。

目次

足許を見つめることから
市民の力量
「たしなみ」見聞
都市の微熱
十年一昔
小説を読む
マイ・フェイヴァリット・シングズ

著者等紹介

鷲田清一[ワシダキヨカズ]
1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学文学部教授、同大学文学部長、理事・副学長、総長をへて、現在、大谷大学教授・せんだいメディアテーク館長。専攻は哲学・倫理学。著書に『「ぐずぐず」の理由』(読売文学賞)『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

嘉月堂

5
聞くところによると「ワッシ―」の文章が大学入試出題率ナンバーワンだとか。真偽のほどは定かではありません。読みやすいようで、実は読みにくいからか?とっつきやすいんだけど、途中から意識がそれてしまうんです、私。頭悪いから、論理についていけないんでしょうね。うなずきながら読んだ部分もあるんですが、読了後は忘却の彼方。(泣)2014/07/11

しゅんぺい(笑)

4
『おとなの背中』に続いて、タイトルがこれまたいい。 ただ、今回の内容については、むずかしいところが多くて、ちょっと読みづらかった。 でも、鷲田さんのものごとを視る視線、なんともいえないくらいに好きです。こんな文章が書けたらなぁ、と思う。2014/09/07

ニャンちゅう二世

3
ざっくばらんな印象。社会の出来事が鷲田さんフィルターを通して広く書かれていた。帯には「やさしい」と書いてあったが、内容の易しさよりも、鷲田さんの優しさを感じた。頑張りすぎんでええよ、人間は歪なもんやで、と囁いてくれているようだった。2014/05/06

nrk_baby

3
ある人が霜山徳爾の文章を読むと元気が出ると言っていたが僕の場合は鷲田清一かな。霜山徳爾の本も近いうちに読んでみたいけどね〜2014/04/24

にゃら

2
つまらなかった!時事ネタを扱うと途端にただのおっさんおばさんになるのは米原万里にそっくり、専門外のことは書かないべきだ。2017/06/11

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