残すべき歌論 - 二十世紀の短歌論

残すべき歌論 - 二十世紀の短歌論

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  • サイズ A5判/ページ数 583p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784046532268
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cell 44

2
本書自体残されるべき一書だろう。短歌は不案内なのだが本書のおかげで二十世紀に綺羅星のごとく生まれた歌論を自分の中で少しは整理できたように思う。釈迢空-山本健吉の短歌無内容論、中井英夫の「むなしさの母胎」、佐佐木幸綱の「詩型の強制力」の定型を舞台にたとえる喩などに特に共感した他、斎藤瀏、大熊信行、中山雅吉、岡山巌といった恥ずかしいことにそれまで名前も知らなかった人々の論を見ることができたのも大きな収穫だった。近代の早い時期から現代にも繋がる議論が種々なされており、短歌史の妙味を垣間見ることができたと思う。2016/01/11

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