出版社内容情報
里山は季題の宝庫! 農と食、そして俳句を考える。
里山は日本の原風景!俳句の季語を手がかりに、著者が田んぼのまわりで考えたことは、自国自給の季節のものが食べられるようにという、一見平凡だが大事なことばかり。蛇笏賞受賞作家による心洗われる俳句エッセイ。
内容説明
自然と人間が織りなす里山の四季と俳句の魅力。蛇笏賞作家の俳句エッセイ。
目次
第1章 春から夏へ(里山の春;「春窮」という季語 ほか)
第2章 夏から秋へ(縁側というところ;なにもないことの贅沢 ほか)
第3章 秋から冬へ(まぼろしの「是秘事也」;藁と籾殻 ほか)
第4章 新春から早春へ(お正月今昔;正月七日という日 ほか)
著者等紹介
宇多喜代子[ウダキヨコ]
昭和10年(1935)、山口生まれ。「獅林」の遠山麦浪の手ほどきで俳句をはじめる。昭和45年桂信子「草苑」創刊に参加。昭和53年より同誌編集長を務める。昭和57年、第29回現代俳句協会賞受賞。平成13年、句集『象』で第35回蛇笏賞を受賞。平成14年、紫綬褒章を受章。現在、俳誌「草樹」会員代表。現代俳句協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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