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歌集 美しく愛しき日本

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784046525215
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

出版社内容情報

美しくかなしき日本。わが胸のほむら鎮めて 雪ふりしきる

師・迢空の伝統を継承する著者が雑誌『短歌』平成23年6月号に発表し大きな話題を呼んだ特別作品100首「美しく愛しき日本」を中心にまとまられた490首。東日本大震災の死者への鎮魂の祈りに満ちた第8歌集。

目次

精霊の橋
出雲なす神
輪廻流転
今様昔話
火山列島の桜
名すら残らず
国つ罪あはれ
海彼の楽
火の昔
老いてなほ春愁〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

42
#岡野弘彦 #東海のうたびと #短歌 秋出水たぎちながるる谷川の土橋のうへに身は立ちすくむ 水ほそる一筋の川。夕映えて夜に入りゆかむ峡のかそけき 水冴ゆる十月の川。卵(こ)を生みて命絶えゆく魚を流せり 境川血の色なして海に入り異境の空の夕やくるなり 青海に舟傾けて没(い)りゆきし事代主(ことしろぬし)の怒りおもほゆ いそひよどり来鳴く入江の潮なぎて流され人の島かすみ見ゆ2016/07/22

みゆたん

1
「身にせまる津波つぶさに告ぐる声乱れざるままをとめかへらず」---昨年の震災のとき、避難放送をし続けて津波に飲まれた南三陸町の女性のことかな、と。岡野弘彦の8冊目の歌集。みゆたんは今までで一番気に入ったかもしれない。うつくしくかなしき日本、っていう題名も金色の装丁も素敵。2012/08/20

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