出版社内容情報
わがいのち知り得ぬ日々のあけくれに山吹散りぬ空海忌けふ
「昭和」という時代を見つめつつ、その眼差しは遥か彼方へ飛翔する。その世界は山城から東欧まで、その言葉は万葉語からラテン語まで、その心は亡妻からプロメテウスまで、空間、時間を自由に行き来している。
わがいのち知り得ぬ日々のあけくれに山吹散りぬ空海忌けふ
「昭和」という時代を見つめつつ、その眼差しは遥か彼方へ飛翔する。その世界は山城から東欧まで、その言葉は万葉語からラテン語まで、その心は亡妻からプロメテウスまで、空間、時間を自由に行き来している。