角川学芸ブックス
標語誕生!―大衆を動かす力

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046519900
  • NDC分類 901.7
  • Cコード C0381

内容説明

行政や企業・教育関係で盛んに公募されている身近な「標語」の起源を探り、「標語」という言語表現が時代と大衆を動かしていった経緯を辿る。文学や詩歌とは異なる庶民の知恵を解き明かし、名標語・迷標語を数多く紹介。標語募集者・製作者・広告関係者・教育関係者にとっても必読の一書。

目次

第1部 標語はどのようにして生まれたか(標語の歴史;標語の誕生(初期標語から)
標語の復活(戦後標語から))
第2部 標語の理論(標語の特徴;標語の効果;標語の周辺)

著者等紹介

筑紫磐井[ツクシバンセイ]
本名國谷実(くにやみのる)。文部科学省科学技術政策研究所所長。昭和25(1950)年、東京生まれ。一橋大学法学部卒。受賞した著書に『飯田龍太の彼方へ』(俳人協会評論新人賞)、『定型詩学の原理』(加藤郁乎賞)、『近代定型の論理』(両著で、正岡子規国際俳句EIJS特別賞)等がある。句集に『筑紫磐井集』等。研究・評価計画学会評議員、日本俳文学会会員、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sensyuraku

1
標語はモットーやスローガン、キャッチコピーと何が違うのか、というのを最終的に論ずるために戦前を中心に標語を調べて分類した本。「安全第一」は大正、「飛び出すな 車は急に止まれない」は昭和41年と歴史あるんだな。青果会社の「空気 太陽 水 バナナ」はインパクトある。2024/06/15

rinichiro

1
日本国内の、主に公募によって作られた「純粋標語」の歴史と理論。大衆に対する宣伝、標語が生まれた大正期~戦中のプロパガンダ、そして戦後の交通安全標語まで。//大正八年 逓信省貯蓄推奨用標語 二等「一銭を笑ふものは一銭に泣く」大阪府 朝田喜代松。←これって、一般公募作品だったのか。2010/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/224763
  • ご注意事項

最近チェックした商品