内容説明
高句麗・新羅・高麗・李朝1200年にわたるコリア漢詩の世界を鑑賞した労作。代表的な詩人100人と、珠玉の詩篇146首を厳選し、関連する時調を併載。個々の詩人や作品に対する想いを託した著者自詠の短歌を添えた、詩情溢れる一冊。
目次
高句麗・新羅の漢詩
高麗の漢詩
李朝初期の漢詩
李朝中期の漢詩
李朝後期の漢詩
年代・作者未詳の漢詩
著者等紹介
瀬尾文子[セオフミコ]
1927年旧朝鮮に生まれる。旧朝鮮、光州大和公立高等女学校卒。旧朝鮮、小学校教師(朝鮮人に日本語で教育)。第二次世界大戦終了により日本に引き揚げ(18歳)。愛知韓国学園名古屋韓国学校で韓国語を学ぶ(45歳)。短歌誌「水甕」同人。東洋文化振興会(名古屋)会員。韓国、韓国時調学会特別会員。詩と散文・エッセイ誌「吠」同人。韓国、東亜人文学会会員。韓国、時調文芸賞(功労部門)。韓国、韓国時調学会功労牌
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