内容説明
東北は広大な「ボカシの地帯」であった。アジアの北や西や南から、いくつもの見えない道を伝わって様々な文化が東北に流れ込み、根を降ろした。長く「辺境」とされてきた地域からいま新たな学問が世界に向けてはばたこうとしている。
目次
第1章 風土としての東北
第2章 くらしと生業
第3章 生と死の風景
第4章 地域からの思想
第5章 文化の道
第6章 近代の東北
著者等紹介
赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学教授、同東北文化研究センター所長
菊地和博[キクチカズヒロ]
1949年山形県生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。山形県公立高等学校社会科教員、山形県立博物館民俗学担当専門学芸員を経て、現在、東北芸術工科大学東北文化研究センター助教授
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