角川つばさ文庫<br> いのちの食べかた―だれも教えてくれない、世界のヒミツ

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角川つばさ文庫
いのちの食べかた―だれも教えてくれない、世界のヒミツ

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  • サイズ B40判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046324191
  • NDC分類 K648
  • Cコード C8295

出版社内容情報

牛や豚のお肉はどこから、どうやって、やってくるの? お肉がぼくらのご飯になるまでをくわしくレポート。
おいしいものを食べられるのは、数えきれない「だれか」がいるから。だから、ぼくらの生活は続いている。
差別の歴史や、戦争がなくならない理由など、だれも教えてくれない「世界のヒミツ」をやさしく教えてくれる本。
ウクライナ戦争、ガザ、イランについてや、戦争をなくすためにできることを知ることができる。
だれもが自分らしく生きるため、ぼくたちが平和に生きるため、力と知恵が、この本につまっている。
“知って自ら考える”ことの大切さを伝える、ベストセラー&ロングセラーの名作。
単行本、角川文庫版から大はばに加筆。子どもから大人まで読んでほしい一冊。
小学校高学年から中学生向け。読書感想文にイチオシの本。
【ヨシタケシンスケさん書き下ろしカバーイラスト、多数の挿絵を掲載】


【目次】

【もくじ】
◆第1章 もしもお肉がなかったら?
きみんちの晩ごはん
ぼくたちの知らないこと
牛とのおつき合いの始まり
お肉を食べないわけ
すき焼きと豚肉の登場!
◆第2章 お肉はどこからやってくる?
牛と豚がやってくる
おいしいお肉はだれのため?
二つの大問題
お肉ができあがるまで
職人さんの名人芸 
「人間」という生きもの
いのちを食べるということ
◆第3章 差別が生まれ、戦争が始まった?
お肉禁止令とは?
ぼくらはとても忘れっぽい
大人は、完ぺきじゃない
「けがれ」って何?
「不浄」って何?
ぼくたちの「弱さ」の歴史
村ごと大引っ越し!?
小さな優越感
きみはすべてを秘密にできるかい?
メディアの過ち
無限大の傷つけ装置
だまされることの責任
なぜ戦争は起きるのか
どうして戦争はなくならないの?
戦争をなくすために
忘れられない記憶
ぼくたちが生きているということ
あとがき

内容説明

きみは、ラーメン、カレー、ハンバーグは好き?多くの食事は、お肉からできている。そのお肉は、どこで、どうやって作られているのかな?食べ物の裏側をたどると、だれかを差別してしまう問題や、今もどこかでつづく「戦争」の理由が見えてくる!?ぼくたちが平和に生きていくための力と知恵が、この本につまっている。大人もくわしく知らない世界の仕組み。知ることで、世界の見え方がガラリと変わる。読書感想文推薦図書。ヨシタケシンスケさんのイラスト多数。小学上級から。

目次

第1章 もしもお肉がなかったら?(きみんちの晩ごはん;ぼくたちの知らないこと;牛とのおつき合いの始まり;お肉を食べないわけ;すき焼きと豚肉の登場!)
第2章 お肉はどこからやってくる?(牛と豚がやってくる;おいしいお肉はだれのため?;二つの大問題;お肉ができあがるまで;職人さんの名人芸;「人間」という生きもの;いのちを食べるということ)
第3章 差別が生まれ、戦争が始まった?(お肉禁止令とは?;ぼくらはとても忘れっぽい;大人は、完ぺきじゃない;「けがれ」って何?;「不浄」って何?;ぼくたちの「弱さ」の歴史;村ごと大引っ越し!?;小さな優越感;きみはすべてを秘密にできるかい?;メディアの過ち;無限大の傷つけ装置;だまされることの責任;なぜ戦争は起きるのか;どうして戦争はなくならないの?;戦争をなくすために;忘れられない記憶;ぼくたちが生きているということ)

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督。作家。テレビ・ディレクター。『福田村事件』で第47回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞

ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年、神奈川県生まれ。絵本作家。イラストレーター。『りんごかもしれない』で産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』の英語版『The Boring Book』でニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

プリン

49
文章で語られる命への礼儀。知っているようで知らなかった事が語られる。牛や豚や鳥が家畜として飼われ肉がスーパーに並ぶまでの流れがリアルに描かれている事に驚いた。命あるものを殺傷して食べている私達人間はその命の犠牲の上に成り立っている事を忘れてはいけない。差別問題、歴史、今も何処かで起こっている戦争にも触れ深い内容。大切なのは「事実を知り、人間は皆同じ、命はかけがえのないもの」と知ることだ。多くの大人や子供達に読んでもらい、考え感じて欲しい。ヨシタケシンスケさんの挿絵も多く楽しめました。2026/08/19

Roko

28
この本の中では、いろんな質問をされます。たとえば、こんな質問です。「スーパーの鮮魚コーナーでは切り身の魚もあるし、丸ごとの魚もあります。でも精肉コーナーでは切ったお肉しか売っていません。それは何故でしょう?」牛や豚は大きいので、丸ごとお店に置くことはできないから? マグロだって大きいから普段は店頭に並んでないけど、時々「マグロの解体ショー」なんてやってるでしょ。お肉でそういうことをしないのは何故? 著者の森さんはそういう疑問を持って、牛や豚の解体をする工場を見学しに行きます。2026/10/07

joyjoy

13
「牛」がテーマの読書から、めぐりめぐってこちらへ。「食」はいろんなことへの入り口になる。歴史、文化、経済、環境、科学、平和…。「だまされることの責任」という言葉だけでも、自分の情けない、痛いところを衝かれた気持ちになるが、ヨシタケ氏のイラスト(無責任につぶやく人たちいっぱい)を眺めていて、これは自分でも多少なりとも感じていることでは?と、おそろしくなった。また、北御門二郎氏のことも思い出した。みんなが走るなかで、同調しなかった人。「ゆっくり歩こう」。語りあいながら、料理でもしながら。知る。わかる。えらぶ。2026/10/02

kanki

10
1728年徳川吉宗が牛を飼い始めた。牛乳のみ。明治になり肉食が盛んに。ぼくらは、思考停止してしまう、目の前の状況に慣れてしまう。うさぎは何故1羽と数えるのか。差別の歴史。戦争、だまされて戦わされる側にも責任がある。メディアの責任。人間には何故白目があるのか。知る。2026/10/23

coldsurgeon

9
孫娘に読んでもらおうと購入したが、とても深く考えることとなった。人は生きるために様々な命をいただくことになる。ベジタリアンも、植物の命を食べる。それは理屈としてわかっているが、例えば牛は、生きている状態からどのようにと殺され、分解され、肉として店に並ぶのかは、よく知らない。知らされることもなかったかもしれない。それは何故かという問いを立て、著者は差別のことを詳しく語る。そして差別意識が生まれるのは、個人としてではなく集団として生きているために生まれると説明する。差別が戦争を起こすともいう。2026/07/19

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