角川つばさ文庫 ぼくらの秘密基地

宗田 理【原案】/宗田 律【文】/ＹＵＭＥ【絵】/はしもと しん【キャラクターデザイン】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/07発売）

• サイズ B40判／ページ数 240p／高さ 18cm
• 商品コード 9784046323750
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

中学２年の夏休み、クラスの女子が姿を消した！？　「解放区」を作るため、ある場所に立てこもったのだ!?　女子だけでライブ配信やファッションショーを行い、親や先生を追い返す。そして、最高の七日間に……なるはずが、犯罪グループの事件に巻きこまれ、ひとみと純子が誘拐されてしまい――!?　英治たちは敵のアジトに乗りこみ、女子との共同作戦で、「ピラニアのプール」や「地獄のターザンロープ」、
ぼくら史上最強の巨大迷路を作って、迎え撃つ！　宗田理さんが本当に届けたかった新作！　新たな『ぼくらの七日間戦争』！



【目次】

目次
一日　女子たちが消えた!?
二日　ライブ配信
三日　ファッションショー
四日　親と先生を追いかえせ！
五日　救出作戦
六日　包囲された解放区
七日 迎撃
あとがき

内容説明

中学２年の夏休み、クラスの女子が姿を消した！「解放区」を作るため、ある場所に立てこもったのだ！？女子だけでライブ配信やファッションショーを行い、親や先生を追い返す。そして、最高の七日間に…なるはずが、犯罪グループの事件に巻きこまれ、ひとみと純子が誘拐されてしまい―！？英治たちは敵のアジトに乗りこみ、女子との共同作戦で、ピラニアのプールや地獄のターザンロープ、ぼくら史上最強の巨大迷路を作って、迎え撃つ！宗田理さんが届けたかった新たな『ぼくらの七日間戦争』！小学上級から。

著者等紹介

宗田理［ソウダオサム］
東京都生まれ、少年期を愛知県ですごす。『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズは中高生を中心に圧倒的人気を呼び大ベストセラーに。２０２４年４月逝去

宗田律［ソウダリツ］
１９７２年、東京都生まれ。宗田理さんの次男。２０年以上にわたり、宗田理さんの創作活動を支え、角川つばさ文庫「ぼくら」シリーズ全てにたずさわる

ＹＵＭＥ［ＹＵＭＥ］
イラストレーター。ぼくらシリーズの絵を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小説大好き]

『ぼくらの〜』シリーズを読んでいなかったため、そこそこ多い登場人物を把握しきれず、とりわけ台詞の主が誰なのか分かりづらかったです。ただ、これはいきなりこの本を手に取った私自身の責任で、シリーズをずっと追ってきた人にとっては問題にならないとは思います。ストーリーはシンプルでわくわくしました。分かりやすい動機で動く悪い大人が子どもたちの知恵で成敗される勧善懲悪っぷりは清々しいものがあります。「SNS」という名前で出てくるSNSやスマホなど、このシリーズに元々なかったであろう要素に依存しすぎている気はしました。

2025/07/18