内容説明
吉川さくら、12歳。あこがれの中学生活が始まるはずだったのに、現実は、やる気ゼロの最悪なスタート…。そんな私を吹奏楽部で待ち受けていたのは、全校生徒あこがれの男子・伊吹先輩。カッコイイけど、クールでちょっといじわるな伊吹先輩なんて、気にしてなかったのに。なんで先輩は、いつも、私をピンチから救ってくれるんだろう…?第7回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞の、みんながきゅんとした、絶対かなえたい片思いの物語。小学中級から。
著者等紹介
高杉六花[タカスギリッカ]
2019年、第7回角川つばさ文庫小説賞一般部門金賞を受賞。受賞作を改題・改稿した『君のとなりで。―音楽室の、ひみつのふたり』でつばさ文庫デビュー。子どもの発達や心理を学んでいる、育児中の社会人大学院生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RX78
21
娘が借りてきていた本。「こんなん読むようになったんかー。色気づきやがって」と思いながら読んだら、面白いじゃないか。オッサン、キュンキュンしまくり。第1志望の学校に落ち意欲をなくしているのに、嫌なことが次から次に降りかかる主人公の前に…かっこいいけど皆から怖れられているセンパイが…。2021/01/24
*ふうか*
8
Webにて読了。まさかの展開には驚いた。2020/06/11
piyちゃん♡
6
伊吹先輩かっこいい… 読んでいてもどかしいけど、さくらが成長していく様子も見られて楽しい。 私は音楽が好きだから、音楽についての豆知識がいっぱいのっていて勉強になる! 2巻以降も読みたいです。2021/12/06
てらさか
3
やたら「!!!」が多い。いじめに対してのやり返しガスカットしない。主人公と先輩のむずむずする恋心の描写周辺はよかった。2020/12/29
茜雫
2
さくらが立ち向かっているのに伊吹先輩が気づいてくれてたところが素敵。 いじめてきた相手にそんな簡単に和解できる?ってのはやっぱ気になった。いじめられてた側が笑顔で彼女にピース向けてあげてるけど、そこまで頑張らなくてもいいんじゃないかなぁと思ったんだよね。許してあげることが絶対的に正しいというメッセージは若干危ういかなと思う。 広い心を持とうねってことだろうけど、許さなくてもいいんですよって言ってくれるひともいてくれて、その上でさくら自身が許すことを選んだ、みたいな描写があったらなお良いのになと思いました。2024/02/15
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