角川つばさ文庫
黒い犬と逃げた銀行強盗―見習い探偵ジュナの冒険

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  • サイズ B40判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046315922
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

一本道を逃げる途中で消えた銀行強盗! 犯人に迫るジュナに魔の手が──!ぼくは、ジュナ。12歳だけど、名探偵の助手をしてるよ。ぼくに道を聞いた感じの悪い人が、銀行強盗だったんだ! 
ぼくもチャンプ(ぼくの相棒の、スコッチテリア)を撃とうとした、ひどいやつらなのに、警察は取り逃がしちゃって。銀行強盗グループの乗った黒い車は、町へつづく道のどこかで消えちゃったっていうんだ。
そんなの、ありえないよ。ぜったい、見つけ出してみせる!

第一章 黒い小犬 5
第二章 姿を消したブーツさん 22
第三章 チャンプの新しい友だち 33
第四章 後ろ向きに歩く男たち 38
第五章 ブーツさんの質問 49
第六章 ジュナ、自転車を借りる 56
第七章 チャンプの大変身 67
第八章 ブーツさんの奇妙な行動  81
第九章 新たな味方 96
第十章 モリソン、危機一髪 113
第十一章 作戦会議 130
第十二章 クララベルの絵 144
第十三章 闇にひそむ声 162
第十四章 夜がふけて 180
第十五章 黒い犬の跳躍 204

エラリー・クイーン[エラリークイーン]
フレデリック・ダネイ(1905-1982)、マンフレッド・ベニントン・リー(1905-1971)のいとこ同士のユニットのペンネーム。クイーン名義の処女作『ローマ帽子の謎』(1929年)以来本格探偵小説の旗手として多くの作品を発表。本作は「エラリー・クイーン・ジュニア」名義で発表された、少年探偵が主人公のシリーズ。

中村 佐千江[ナカムラ サチエ]

マツリ[マツリ]

内容説明

ぼくは、ジュナ。12歳だけど、名探偵の助手をしてるよ。ぼくに道を聞いた感じの悪い人が、銀行強盗だったんだ!ぼくとチャンプ(ぼくの相棒の、スコッチテリア)を撃とうとした、ひどいやつらなのに、警察は取り逃がしちゃって。銀行強盗グループの乗った黒い車は、大きな町へ続く道の途中で消えたっていうんだ。そんなの、ありえないよ。ぜったい、見つけ出してみせる!小学中級から。

著者等紹介

中村佐千江[ナカムラサチエ]
翻訳者。実用書、ノンフィクションから児童書まで、幅広く手がける

マツリ[マツリ]
漫画家。2015年に『BUDDY ANTIQUE』(KADOKAWA)で商業連載デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たち

32
前作よりもハラハラドキドキしました。子供向けと侮ってはいけません。ジュナの推理する過程がきっちりと描かれていて、なかなか読み応えがありました。モリソンさんと釣りをして溺れかけるシーンのジュナの賢さに脱帽しました。2018/12/02

enmys07

7
ハヤカワ文庫のシリーズが買えないから、こちらのシリーズで購入中。2017/05/19

こゆ

4
小4、一人読み。2024/03/29

よい

4
★★★★★2017/10/31

りきやん

3
見習い?探偵ジュナの冒険第二弾。前作と違いジュナの地元エデンボロでの事件とあって、びっくりアンおばさんや可愛いクララベル、友達のトミーも加えての大活劇となる。活劇というのはあながち誇張ではなく、なかなかにスリリングな展開もあり、読み応えも踏まえるとこちらが第一弾でも良かった気もするけど、本の中も外も、大人の事情というものはあるのでしょう。推理の根幹たるペンキの謎も児童文学らしいし、ちょっぴり哀しいことも乗り越えるべきものとして受け入れないといけない。気軽に読めるので次も楽しみです。2017/02/18

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