内容説明
ぼくは優人。なるべくめだたず暮らしたい地味系な男子だよ。ある日、同じクラスの椎名さんがくつ箱にラブレターを入れるのを目撃してしまったぼく。彼女は「魔女じゃないか」とウワサされてる、学校の有名人。正直、お近づきになりたくない。見なかったふりをしたのに「あなたの好きな人を知っています。ひとめぼれどうし、同盟を結びませんか?」なんて呼びとめられたっ!ど、どうしてそれをキミが知ってるんだよ~。小学中級から。
著者等紹介
秋木真[アキギシン]
静岡県生まれ、埼玉県育ち。『ゴールライン』(岩崎書店)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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グーミリア
9
初読みの作家さんです。 とてもテンポがよく、一気に読みきりました。 この微妙な4角関係?は、私の周りにもたくさん見かけます。共感できるところもたくさんあり、4人を応援したくなる一冊でした。 この4人がどうなったのか、続きが読みたいです。2014/12/30
Hika
8
かわいい。2015/11/29
*ふうか*
7
Webにて読了。面白い。2020/08/30
イザ
5
黒猫さんいいな!メガネくん優しいな!などいろいろ思わせたこの本は本当に読んでよかったと思います。 登場する人物、みんな個性が強くて、特に椎名さんのいつも正直で頑張ってる性格は好きになりました。2020/03/09
じお
5
★★★☆☆ 地味系男子・優人は偶然「魔女」と怖がられている椎名さんがラブレターを出そうとしているところを目撃してしまい何故かその恋を手伝わされる事に、友達応援系ラブコメ。コロナ騒ぎで無料だったので試しに読了。児童向けと侮っていましたが、中々良く出来た作品で楽しめました。地味男子とオカルト少女、お互いの親友にひとめぼれしてしまい協力し合うという、実にとらドラシステムな作品。児童書なためか皆いい子なので読んでいて気持ちよく、ストーリーもストレート。終わり方がある意味意表を突かれた形だったのも中々。2020/03/05