内容説明
「行こう、ぼくの大好きなパトラッシュ!」すて犬・パトラッシュを助けたのは、心やさしい少年・ネロ。大親友になったふたりは、楽しい時も、つらい時もいつでもいっしょ!貧しくても、幸せな毎日を送っていました。でも、その幸せは長くはつづかなくて…。この世にふたりっきりになってしまったネロとパトラッシュが、クリスマスイブにたどりついた、ある場所とは?世界中が泣いた、時をこえて愛される名作。小学中級から。
著者等紹介
ウィーダ[ウィーダ]
1839年、イギリス・サフォーク州生まれ。20歳ごろから小説を書きはじめる。1908年、死去
中村凪子[ナカムラナギコ]
1936年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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退院した雨巫女。
11
《私-図書館》ネロとパトラッシュって同い年だったんだね。二人が、一緒に亡くなったのは、辛い。2020/08/07
りるふぃー
6
フィクションではあるけれど、昔の人って、動物や子どもに対しての扱いがこんなにひどい場合があったのだとしたら、今はその時よりは人間が良いほうに進化したともいえるのかな…村八分って、日本でもあったみたいだから、人間って残酷な生き物だと思った。パトラッシュは幸せだったと強調してるけど、いまいち納得がいかない部分がある。子ども向けにわかりやすい新訳だけど、大人が読んでも楽しめました。2025/04/17
カヤ
2
話の流れは知っていても、読んだのは初めて。あまりにも救いがなく、なにもかも遅かった物語。パトラッシュの視点が多かったことに驚いた。2017/07/04
リリー
1
おうち文庫です2019/01/08