角川つばさ文庫<br> 貞子怪談

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角川つばさ文庫
貞子怪談

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046313270
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

貞子って知ってる? 白い服を着た、ながーい黒髪の女の人の幽霊。あることをすると貞子さんを呼び出せて、きらいな人を呪い殺してくれるんだって。…え、その方法? …呼び出した後、どうなっても知らないよ?

内容説明

一見どこにでもあるようなふつうの小学校。しかしこの小学校には、うすきみわるいおまじないがひっそりと存在していた!それは「あることをすると、白い服を着た女の人があらわれる」というもの。「あること」を知った生徒たちがためしてみると、ふつうだった日常が少しずつおかしくなってきて…!?一体なにが起こっているの?次にねらわれるのはだれ!?最恐ホラー、感染注意!小学上級から。

著者等紹介

友野詳[トモノショウ]
ゲームとストーリーを融合させるクリエイター集団グループSNEに所属する作家。ボード・カードゲームやTRPGの制作、小説執筆などで活躍中

大井雄紀[オオイユウキ]
ゲームとストーリーを融合させるクリエイター集団グループSNEに所属する作家。ボード・カードゲームやTRPGの制作、小説執筆などで活躍中

川人忠明[カワヒトタダアキ]
ゲームとストーリーを融合させるクリエイター集団グループSNEに所属する作家。ボード・カードゲームやTRPGの制作、小説執筆などで活躍中

鈴木光司[スズキコウジ]
1957年静岡県生まれ

阿部洋一[アベヨウイチ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

2
貞子の呪いは伝播するーー。 ある学校に静かに伝わる不気味なおまじない。それは「あることをすると、”サダコ”が井戸の底からやって来る」というものだ。やがて、あることを実行した者達の回りでおかしな事が起こり始め……。 *** 言わずと知れたジャパニーズホラーの金字塔『リング』より山村貞子が児童書ホラーに出張。しかも、この作品は他の社で出ている映画のノベライズ版ではなく、貞子を題材にしたオリジナル。ある小学校の裏側にひっそりとたたずむ古井戸。その井戸が存在するためか、その学校ではある『おまじない』2020/02/11

トロピカル

1
貞子怪談 13年発行なので、あまり期待してなかったのですが、意外と面白かったです(^O^)群像劇なんですね。最後とても良かった。個人的に最初の詳也くんが好み。中学生なのにスキル高いなぁ。松原編はある意味ハッピーエンドだなこりゃ。ただあえて言うなら、消えちゃ人達も救われて欲しかったかなと。美咲編はちと悲しかったです。まあ、貞子らしいと言えば貞子らしい。2019/12/12

tall_hemlock

0
「ああ、うん、小中学生向きのホラーってこんなんだわ」という感じ。すみません昼間に読みました(怖いの苦手めなので)。怖いことは怖いけど絵がかわいいので結構平気ではある。それにしても貞子さんはすっかり定着しましたねえ…学生の頃にリングが流行ったんだけど、これは、でも、やっぱりああいうのとはちょっとタイプの違う怖さかな。「禁忌を犯すと罰が当たる」みたいな、昔話的な部分(というか筋が通ってる感じというか)がある。2016/05/01

nyapoona

0
挿絵の阿部洋一目当てで読んだ子供向けリング……かと思いきやかなりえぐい。ラストこそハッピーエンドではあるものの、貞子そのものより人間のエゴや醜さに焦点を当てた話のつくりやメタフィクション的要素は大人が読んでも怖く感じる。2014/03/23

ゲヱヲタ

0
リングも螺旋も読んだことない系読者ですが、予備知識無くても問題なく楽しめました。貞子さんはこんな人なのかというファーストコンタクトにもなったという…。そういう意味では、つばさ文庫の読者層に近い視点で読めたのかも。読みやすさとしては、やはり締めくくりの最終話が良かったです。登場する主人公に共通することは、みんな思い込みが激しく、かつ偏っている…。貞子さんの力というより、こういうのを喚んじゃうのはそういう人間の性質的なところにもあってそれに気付いていない、いわゆる心の隙間なのかな…と思える描写が印象的でした。2013/07/23

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