出版社内容情報
落ちこぼれ(!?)たちの野球チームが大活躍!
タケシ、ケイ、ぼく(純)の3人組は地元の野球チームに入ろうとしたけど、ある理由から断られてしまう…だったらぼくらのチームを作っちゃえ! 運動が苦手でも、学校に来ない子も、転校生も、女子だって…結集だ!
内容説明
タケシ、ケイ、ぼく(純)の3人組は、5年生になったら、地元の野球チームに入ろうって約束していた。けれど、監督は、ある理由から、ぼくらを入れてくれなかったんだ…だったら、ぼくらの野球チームをつくっちゃえ!運動が苦手なごんちゃん、学校に来ない岩間くん、女子の七海に転校生フトシ、それから特別支援学級に通っている幸太も加わって…。さあ、楽しい野球の時間のはじまりだ!小学中級から。
著者等紹介
山本純士[ヤマモトジュンジ]
1956年愛知県生まれ。愛知県立大府養護学校を経て、同岡崎盲学校教諭。知多市で野球教室「のびのび」を主宰。病気の子どもたちのための院内学級を受け持った経験をつづった『15メートルの通学路』(角川文庫)で第14回北九州市自分史文学賞受賞
宮尾和孝[ミヤオカズタカ]
1978年東京都生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みずいろ
7
テンポがはやく読んでいて楽しい。そしてとにかくみんなかっこいいのだ。意地悪な監督には「あなたに人間性を育ててもらうつもりはない」と断言し、発達障がいの男の子のお母さんには「子供のために頭を下げたらかわいそうだ」と諭し、相手チームがミスしたときには「敵じゃなくて試合の相手。されて嫌なことはしない、相手の失敗は喜ばない」と笑顔ひとつ見せない。性別や貧しさや身体的・精神的ハンデも、野球が楽しい!という気持ちの前では小さなことになる。そんな大事なことを教えられた気がした。2020/09/27
カヤ
4
スポーツものって、どうしてこう暴力や嫌がらせが出てくるんだろう。つらい。でも主人公チームかっこいい。好き。2017/05/21
殺し屋コナン
0
スポーツは、どうして暴力や、嫌がらせが起きるのか知りたい。2020/05/20
なーたん
0
自分たちで野球チームを作るというチームワークに感動しました。 野球に興味のある人はだれでも読めそうです。2017/08/13
s-kozy
0
娘が図書館から借りてきたものを読んでみる。「野球って楽しい」という思いがあふれていて好感が持てた。続編がありそうなな終わり方だった。2012/11/06