出版社内容情報
メープルシロップも、バターもソーセージもみーんなお家でつくるんだよ!
大きな森の小さな家に住むインガルス一家。TVもゲームもないし森にはこわい動物がいっぱい…。でも自然の中で遊んだり、毎日おいしい食べ物を作る生活は楽しくってやめられない! 世界が愛す、素敵な家族の物語。
内容説明
町もなく人もいない、どこまでも続く大きな森に、小さな家が1軒。そこに住む元気いっぱいの少女ローラとその家族は、長い冬を乗りきるための食料あつめで大忙し!つかまえた豚をさばいたり、パンを焼いたり、チーズやバターにメープルシロップ作りまで。時には恐ろしいクマやパンサーが出ることもあるけれど、ここでは毎日が楽しいキャンプ!大自然の中で力強く生きる一家の1年を描いた、世界的な名作。小学中級から。
著者等紹介
ワイルダー,ローラ・インガルス[ワイルダー,ローラインガルス]
1867年~1957年。ウィスコンシン州生まれ。子供時代に体験したアメリカの開拓期の生活をもとに、60歳を過ぎてから『大きな森の小さな家』の執筆を始めた
中村凪子[ナカムラナギコ]
1936年生まれ。翻訳家
椎名優[シイナユウ]
1998年第5回電撃ゲームイラスト大賞金賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もえ
12
小学中学年向けおすすめ本候補。「大草原の小さな家」のテレビドラマの大ファンだったが、意外にも原作を読むのは初めて。150年前のアメリカの厳しい開拓生活を、少女ローラの目を通して描いており、完全なる自給自足の中での家族の結束は強く、周囲の親戚の人たちとも協力し合って生きている。中でもキャロライン母さんは、大人の目から見ても理想のお母さんだ。お洋服や帽子、バターやチーズと何でも作ってしまうし、熊の肩をたたく度胸もある!ローラの茶色の髪のコンプレックスを「父さんの髪も茶色だよ」の言葉で救われるところも素敵だ。2023/04/26
ぷりけ
2
なんでも買えるこの時代とは違って、自給自足っていうのも大変だけど、今だと新鮮に感じる。NHKの「大草原の小さな家」。大好きだったな~。2013/07/26
千冬
1
小説でありつつ、筆者の少女時代の回顧録のようでもある。フロンティア時代のアメリカの空気感というものがしっかり描写されていて興味深い。2021/07/06
サラサラココ
1
小1、読む本のジャンルは広いのですが、比較的、女の子が表紙の本は手に取る頻度が低く、この本も結局最後まで読み聞かせでした。所々笑っていたので、内容は面白いところもあったようです。父さんが夜バイオリンを弾くところがよかった。2020/01/03
な
1
こんな生活してみたいな〜と憧れます。2015/04/13