内容説明
読みやすくてわかりやすい、さかなクンの魚学入門『おしえて！さかなクン』に待望の第３巻が登場。水族館の人気者から、見たこともない深海魚まで、不思議なお魚たちの生態をさかなクンの描くカラーのイラストと面白いお話で楽しく学べます。さらに京大の中坊先生による監修、コラム、クニマス体色復元プロジェクトも掲載。
目次
ヌタウナギ―ウナギとは違い一生海で過ごす
ヤツメウナギ―ウナギの仲間ではありません
シーラカンス―「生きた化石」海で会いたいな
ハイギョ―肺で呼吸、溺れないよう水面へ
古代魚たち―世界最大の淡水魚ピラルクーも
チリメンモンスター―網に入ったお魚の赤ちゃんたち
深海魚―おもしろい姿の仲間たち
チョウチンアンコウ―泳ぐ姿を見ることができた
ミツクリエナガチョウチンアンコウ―メスの体の一部になるオス
遺伝子による分類研究―同じ科とわかってギョギョ～〔ほか〕
著者等紹介
さかなクン［サカナクン］
東京海洋大学客員准教授、ＷＷＦジャパン顧問、環境省・地球いきもの応援団。お魚の豊富な知識と経験に裏付けされたお話や、そのキャラクターが幼児からお茶の間まで大人気。お魚や環境について理解が増すよう全国規模で講演活動中。朝日小学生新聞等、多数のイラストコラムも連載中
中坊徹次［ナカボウテツジ］
京都大学教授・総合博物館、平成１７・１８年総合博物館館長。専門は魚類学。農学博士。１９４９年生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
13
★4 東京海洋大学名誉博士さかなクンの著書。絶滅したとされてきたクニマスと、類似のヒメマスの紹介有り。 この本で紹介をする為に、絶滅したとされてきた「クニマスの体色復元プロジェクト」が始動。 1995年に「クニマス探しキャンペーン」を懸賞金付きで行ったのに発見されなかったクニマスが発見されるとは・・（詳細は本文で）その他、チリメンモンスター、ホタルイカ40種以上の魚類が、イラストや写真とともに紹介されています。総ルビ。2021/06/20
ひまわり
7
本当にたくさんの種類の魚がいるんだなぁ。生活する場所も敵から身を守る方法も魚によりけり。2021/07/11
mymtskd
2
リュウグウノツカイなど深海魚について書かれています．深海魚はその姿も色も形も奇妙だけれど，その生態も不思議．巻末にあの有名なクニマス発見のいきさつについて，さかなクン，京大の中坊先生それぞれが書いており，ちょっと感動です．さかなクンの謙虚で真摯な人柄とともに，それゆえの人的ネットワークのすごさも感じます．2015/07/07
Noriko S
0
おもしろい・・。どんどんマニアックな魚のお話に。ダイバー以外に知っている人いるんだろうか？リュウグウノツカイみたい・・・。 2021/04/26
絵具巻
0
文京区立根津図書館で借りました。2019/05/25
