出版社内容情報
小学校中学年からも読める、つばさ文庫版「バッテリー」第2弾!!
中学生になった巧と豪は、「最高のバッテリー」になるという夢をもって野球部に入る。だが、自分の直球にぜったいの自信をもち、監督の指導に従おうとしない巧に、先輩部員たちの不満がつのり、ある事件が起きる…!
内容説明
巧と豪は、「最高のバッテリー」になるという夢をもって、中学生になった。ところが、中学校の野球部では、きびしい監督にしたがわないと試合に出してもらえない。先輩たちも言われたとおりにするだけ。ピッチャーとして、何よりも自分の球を信じたい巧は反発し、先輩たちに目をつけられてしまう。そんな巧を心配する豪だったが、ついに、ある事件がおきてしまい…!?巧と豪のキョリが縮まる、第2巻。小学上級から。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1~4』で小学館児童出版文化賞を受賞
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せら
21
思っていたより暴力描写が凄かった。でも、両者の言い分がわからなくもない。学校の先生は大変だ~( ノД`)…あと、巧だけじゃなくて青波もモテそう。2016/09/18
こふみ
20
我が家の中1野球部男子に是非読んでもらいたいと思い、図書館で借りてきました。いつもは漫画ばかり読んでいる息子も、1巻を読んだら面白かったようで、結局6巻まで借りてきてしまいました。 私も2巻以降は未読なので、この機会に読んでみようと思います。前途多難な新田東中野球部、巧の祖父や弟との関係も気になりつつ、3巻へ進みます。2023/01/17
ひじり☆
7
面白いなぁ…。なんだか、この思春期のモヤモヤがわかるけど…巧の傲慢な態度はやっぱり鼻につく。少しは周りの事も考えなよ、一人で何もかも出来ると思うな‼って言いたくなる。しかし、だからといって卑怯な手段で黙らせようとする3年には吐き気がするほど嫌悪感が満載。今まで我慢していたのに…ってそれを選んで、楽に流せる道を自分で選んで来たくせに逆怨みとかないな…。と、ついつい熱くなってしまう展開に一気読み。2019/07/29
海星梨
5
KU。合本版を読んでるけど感想は一冊ずつ。一巻でも「野球してないやん」ですが、引き続き野球はできない。「目的に対して障害がある、それがストーリになる」とはどなたの言葉だったか忘れましたが、その王道をいくストーリ構成だなと感服しました。青波くんが癒しというか強いなぁというかすごい好き。全員成長するんだろうけど、一番成長が楽しみ。2022/03/25
しお
2
この時点では戸村は横暴で嫌いだけど三年生だからどうこうと言わないのはいいと思った。2015/09/19