内容説明
財宝がかくされた、岩の部屋の扉をひらく、ひみつの呪文を手にいれたアリ・ババは…?!海から海へと、気のむくまま、仲間と航海をつづけるシンドバッドの冒険…。宗田理さんが、小学生のとき、夢中になった『アラビアン・ナイト』を、『ぼくら』読者のきみに!とびっきりのワクワク保証つきの新・大冒険物語。小学上級から。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
東京都生まれ。1985年刊の『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズは中高生を中心に圧倒的人気を呼び大ベストセラーに
はしもとしん[ハシモトシン]
和歌山県生まれ。ライトノベルやSF小説の挿絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イワハシ
5
児童文学で再ブレイクしている著者によるアラビアンナイトのリライト。どのレベルで書き直しているのかはわからないが、読みにくいということはなかった。すらすら読んだ2022/05/05
aosora
2
アリ・ババと40人の盗賊/知恵と勇気、誠実さを持つアリ・ババと、彼に仕えるモルジャナの活躍が魅力的な作品。作者は不思議な奇想天外な話しと謳っているが、私は非常に恐ろしい話だと思った。日本にも悪さをした者に制裁を加える昔話はいくつかあり、学びもあるが、あまりに過激。人間を斬り殺した、死体を縫った、人に熱い油をかけた…コワ!常に生死と隣り合わせで生きる為には手段を選ばないところや、生き延びる知恵が有れば一攫千金も夢じゃない!と言う教えを子供の頃から言い伝えられていれば、気性荒い人間になりそう…2023/05/16
おひさま家族
1
小6次男読了。2021/08/28
リッキー
1
今までのぼくらシリーズと少し違う世界の話だったので、はじめは驚きましたが、読んでいくうちにどんどん面白くなっていくお話でした2012/02/10
紗世
1
結構面白かった。アリ・ババの話が好き。2010/08/20