内容説明
「ぼくらの七日間戦争」を戦った東中元1年2組の彼らの前に、アメリカから木下が転校してきた。木下はUFOを見ることができるという。見に行った英治たち15人のうち、宇野と安永がUFOにつれ去られたように消えてしまう。英治たちは、二人の大救出作戦を開始。背後に宗教団体や埋蔵金伝説が!?インチキ大人と戦う「ぼくら」シリーズ第3弾!小学上級から。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
東京都生まれ、少年期を愛知県ですごす。1985年刊の『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズは中高生を中心に圧倒的人気を呼び大ベストセラーに
はしもとしん[ハシモトシン]
和歌山県生まれ。ライトノベルやSF小説の挿絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷるぷる
6
80年代の中頃までにあったオカルトブームを懐かしく思い出すお話。UFO番組とか本とか好きってわけではないけどよく観たもんだ。子供たちの戦う相手が学校の先生からカルト教団までレベルアップしてお友達も誘拐されちゃったりして「これ、ちゃんと決着のかよ」と不安になりましたがラストで一気に何とかなる辺りが微笑ましいです。英二も相原も主人公要素たっぷりなので現代であれば異世界に行ってチート能力でも持って帰ってきそうな雰囲気ですが、あくまで普通の少年のままで現実風なのが当時の風潮だったんだろうなと思います。2020/01/26
こゆ
5
シリーズ3冊目。小4、一人読み。2023/08/29
はるや
2
洗脳はとても怖いものだと思った。木下を利用した宗教はとても酷いと思った。でもその木下を受け入れようとした姿勢には少し感動した。2020/05/28
けんこう
2
◎2014/08/11
りゅっく
1
ぼくらのシリーズ宗教もの。当時はオウムやら統一教会やら空前の新興宗教時代だったので乗ったのでしょうね。子供だけでは解決できず前作同様石坂さよの力を借りる。1989/10/01