内容説明
星泉は、１７歳の高校２年生。父の死をきっかけに、組員わずか４人の弱小ヤクザ・目高組の４代目組長を襲名することになってしまった！それから、泉のマンションが荒らされたり、ついには殺人事件までが起こってしまう。組事務所を襲撃されたり、次々とされるいやがらせに、泉は組長として立ち上がる！映画・ドラマで、大ヒットした赤川次郎のベストセラー小説！小学上級から。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡県生まれ。１９７６年、「幽霊列車」で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。１９７７年、初めての単行本、長編の第一作『死者の学園祭』を刊行。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。『セーラー服と機関銃』「三毛猫ホームズ」シリーズなど著作は５００点をこえる。２００６年、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞
椋本夏夜［クラモトカヤ］
イラストレーター。ライトノベル、漫画、ゲームのキャラクターデザインなど幅広く活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羊山羊
12
赤川氏のヤベ―JK。タフで優しい主人公、錯綜する謎。緻密で強引なミステリ。コレはあれだ。赤川氏版マーロウだ。女主人公組長星泉の成長とハードボイルドな性格を、過酷な世界に放り込んで輝かせる一方で、目高組の栄枯盛衰を書き、ヒロインが綺麗に足抜けするまでを繋ぐ１冊だ。エンタメに必要な要素をこれでもかと詰め込んだ傑作。児童文庫で読むにはちとグロすぎるのが玉に瑕。未成年飲酒、硫酸拷問死といった、うへっとなる描写が案外出てくる。それが作品により緊張感を与えてより楽しめる。ザ・エンタメ！の傑作。2020/04/26
こけ子
7
図書館で借りて読みました。泉は急に親分になったのに凄いと思いました。映画は見たことがないけれど、本でも十分に楽しめたと思いました。あいつが犯人なの？あの人は、、、と言うことが結構ありました。名作は、やっぱりスゴイです。2015/05/09
アンナ
4
これは名作 おもしろかったけど、読みづらかった・・・かな？ 2012/06/24
どあら
3
薬師丸ひろ子さんの映画のインパクトが強くて、本を読んでいても彼女の映像がよみがえってました☆2013/11/29
ツバメ
3
面白かった。 文句なしの名作2011/01/29
