角川つばさ文庫<br> まぼろしの星

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角川つばさ文庫
まぼろしの星

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  • サイズ B40判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046310361
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

ノブオと愛犬ペロが父を探しに宇宙へ飛び立つ。星新一のジュブナイル小説モリ・ノブオのお父さんはガンマ星の基地隊員だが、宇宙の計器が狂い、戻ってこられない。ノブオは愛犬ぺロとミキ隊員と宇宙へ調査に乗りだしたーーー「まぼろしの星」ほか、「花とひみつ」「ネコ」などを収録

星 新一[ホシ シンイチ]
著・文・その他

あらゐ けいいち[アライ ケイイチ]
イラスト

片山 若子[カタヤマ ワカコ]
イラスト

内容説明

宇宙は広く、いろんな星がある。黄色い花の咲く星。自動装置で動いている星。みどり色のネズミが襲ってくる星。ノブオ少年と愛犬ペロは、調査に出かけたきり戻ってこないお父さんをさがしに、宇宙へ旅立つ。日本のSF小説を開拓した星新一のジュブナイル小説「まぼろしの星」、ユーモアあふれる「ユキコちゃんのしかえし」「花とひみつ」など4つのショートショートを収録。

著者等紹介

星新一[ホシシンイチ]
1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本で初めてのSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。家業である星製薬株式会社社長を経て、68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。97年、永眠

片山若子[カタヤマワカコ]
イラストレーター。角川文庫の星新一改版シリーズ、米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫)ほか、ミステリ系の本のカバーも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

14
星新一さん、あらゐけいいちさん、片山若子さん、3人とも大好きです。行方不明になった宇宙基地隊員のお父さんを探しに、犬のペロ、ミキ隊員と一緒に宇宙へ冒険に出発する主人公ノブオの冒険譚。あらすじにも記載されている様に、SF入門の一冊と感じると共に、時代に淘汰されず生き残り再発行され続ける作品には理由がある、とSF作品をあまり読まない私にも改めて教えてくれた一冊でもありました。2014/07/22

退院した雨巫女。

7
色んな星を旅して父を探す。ジュブナイルも書かれていたのですね。2011/01/11

まめむめも

5
初読。表題作はワクワクしながら読んだ。裏表紙の作品紹介文が犬のペロの語りだったので期待していたが、それはなかったので残念だった。2015/08/17

cozy

2
作者のショートショートがとても好きで「ネコ」が再読したくて読んだけど、「まぼろしの星」くらいの長さのSFもやっぱり面白い。どの話も、体のいろんなところをチクチク刺される感覚になる。いろんな視点、いろんな立場で考えることで、楽しかったり嬉しかったり怖かったり、様々に感じられる。いつ読んでもやっぱり作者の作品は名作やな。好きになるショートショートが読むたびに変わるくらい、短い物語なのに奥が深い。2015/02/14

atota

1
小学4年生にすすめられて、初星新一さん。面白かった! もっと読んでいこうとおもう。片山さんのイラストとてもいいなあ。2011/04/13

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