内容説明
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。気づいたときには俺の日常は、すでに超常になっていた―!ビミョーに非日常系学園ストーリー登場。小学上級から。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
兵庫県在住。2003年、第8回角川スニーカー大賞“大賞”を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
169
やたらキョンの独り言が多い印象だったが、実はキョンの頭のなかの思考だったのかと面白い書き方をしていて、ハルヒもみんなかわいい印象を受けた。2019/08/10
よくふとる良太
3
なんかよんでしまうあ 嫁はんに似とうからやろな よぉしゃべるふしぎキャラのべっぴんさん2013/12/18
ねこたまちゃん
2
学校の本棚にあった本です。ハルヒはとても面白いキャラです。学校の本棚に置いておくには内容が難しく、好き嫌いが分かれると思います。ファンタジーが好きな方にオススメです。ちなみに、ラストだけ読む方がいますが、ラストだけ読むと何が何やらわからないので、最初からしっかり読んでください。2015/02/07
藤原なな
2
個人的には長門さんが一番好きだなあ。 めっちゃ面白いです。2014/02/02
もくもく
2
再読ってことになるのかもしれないけど、角川つばさ文庫に収載されているのに気付いて手に取りました。スニーカー文庫版とはまた違った印象です。本文もイラストもスニーカー文庫と一緒なんですが、漢字に全部ルビがふってあるのです。この作品が、かなり難しい熟語や言い回しで独特の雰囲気を作っていたことを改めて思い知りました。はじめはルビが気になってしかたが無かったけど、読んで行くうちに気にならなくなりました。人間原理SFとして傑作であり、改めて読み直すと後の作品にも続く伏線も再確認でき、しっかり楽しめました。2012/11/11