内容説明
戦国の世に暗躍する果心居士と忍びの影の歴史。筒井順慶、三好三人衆が松永久秀から大和を奪還せんと戦う頃、織田信長は天下統一へ向かう。立ちはだかる武田信玄と上杉謙信。その陰でうごめく忍者たちの果て無き戦い―。
著者等紹介
稲葉博一[イナバヒロイチ]
1970年、兵庫県加古川市出身。『忍者烈伝』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Book Lover Mr.Garakuta
6
歴史のロマンに夢馳せる。好きな分野の物語で楽しい。2019/11/16
yuri
1
1巻目を読んで早速購入しました。激動の戦国時代を陰で活きてきた忍者の視点でも語られている事もあり、違った角度で戦国時代を読めて楽しかったです。幻術師果心居士は実在したと言われているそうですね。登場する様々な魅力溢れるキャラクターにも惹かれました!どこかのコメントで映画化を期待しています。。と出ていましたが、読みながら映像を想像出来たので、私も是非観てみたいです!宜しくお願いします!2010/03/16
三柴ゆよし
0
第二部では、伝説の幻術師果心居士の暗躍を中心に据える。主人公果心のキャラクターゆえに、忍者残酷物語といった印象の第一部に比べると、ピカレスク・ロマンとしての色調が濃い。とはいえ、果心と伊賀忍者の因縁、石川五右衛門の行方など、最終巻に向けてのつなぎが多く、物語の筋も停滞気味なので、第一部ほどの面白さはない。最終巻はどうやら織田信長による伊賀虐殺がメインとなる模様。期待して待つ。2010/03/11




