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内容説明
かつて森の王者といわれたクマが、いまや絶滅寸前。そのツキノワグマと約20年間にわたって、家族として暮らした著者からの「命」にまつわる物語です。地球上の生物多様性が猛スピードで失われているいま、人間と野生動物の「真の共存」について伝えます。
目次
第1章 野生のクマに魅せられて(遠い日の記憶;少年の夢ふたたび ほか)
第2章 ツキノワグマと暮らす(待ちこがれた第一報;家族との話し合い ほか)
第3章 それぞれの別れ、そして旅立ち(さまざまな生と死;イソベの悲しい定め ほか)
付録 ツキノワグマはどんな生きもの?―観察と考察から(からだの特徴;生態と習性 ほか)
著者等紹介
宮澤正義[ミヤザワマサヨシ]
1927年、長野市に生まれる。長野県立長野商業学校を卒業、産業能率短期大学修了。長野電鉄勤務、水稲・リンゴ栽培の農業のかたわら、野生動物(日本固有種)及び生物環境学の研究に没頭。日本熊森協会第一顧問として研究資料を提供。大東流合気柔術師範でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。