目次
俳句（前略十年；蕗子 ほか）
随筆（早春；金魚 ほか）
評論（身をそらす虹の絶巓 処刑台；谷間よりの通信 ほか）
高柳重信俳論・俳話抄（蓬髪抄に就いて；敗北の詩 ほか）
高柳重信の人と作品（皇道と俳道；無私尽忠 ほか）
感想・レビュー
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むかし朝日新聞の夕刊で紹介されていた句を、この本でやっと見つけることができた(152ページ)。彼の句は、俳句に詳しくなくても「視覚的に」楽しめるのが大きな魅力。新国誠一の視覚詩と楽しみ方が似ている。また本書では評論も充実している。そこにも書かれていたが、多行形式ってのはやっぱりメディアを選ぶよなあと思う。口承では伝わらないし、横書きだと意味合いも変わってしまうし。2011/04/11
