内容説明
季語を見つけながら歩くと、見慣れたはずの光景が一変して色鮮やかになる。草木や花や鳥の名前、日本古来の行事やしきたり、四季折々の衣・食・住。「あそこにも、ここにも季語が!」―俳句をはじめた男性が、季語と出会うたびに驚き、戸惑い、学び、俳句を作り続けた2年間を、石田郷子がリアルに描き出す。俳句がますます面白くなる一冊。
目次
一月―ななくさなづな
二月―探梅行
三月―ひく波の
四月―ふれてつめたき
五月―いま静かなる
六月―みめよくて
七月―五月雨や
八月―草の根になく
九月―一輪深き
十月―豊かなる〔ほか〕
著者等紹介
石田郷子[イシダキョウコ]
1958年東京都生まれ。「木語」にて山田みづえに師事。第一句集『秋の顔』(ふらんす堂)で第20回俳人協会新人賞受賞。2004年「椋」創刊代表。俳人協会会員、日本文藝家協会会員、俳句同人誌「星の木」「件」会員。俳号すずめ
小林木造[コバヤシモクゾウ]
1951年福島県生まれ。自然観察漫画家。つのだじろうのアシスタントを務め、20歳の時「少年ジャンプ」でデビュー。2002年『NHK俳壇』テキストにおいて、俳句入門体験漫画「俳句一年生」を連載。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pirokichi
19
2010年発行。月間『俳句』に連載された原稿に書き下ろしコラム「すずめの俳句ノート」を加筆したもの。著者は俳人の石田郷子さんで、60代俳句初心者の男性を主人公にして、彼が歳時記をポケットに、季語を発見し、季節を感じながら町や山を歩き俳句をつくる様子が綴られている。第一章は一月~十二月、第二章は睦月~師走までの全24篇。俳句を作ろうとしないで、観察すること、感じることを大切にしたい。昨日は仲間と吟行にでかけたのだが、若鹿(鹿がいた!)、曼殊沙華、草の絮、継子の尻拭、葛の葉裏などの季語を得た。2025/09/28
山内 ダイスケ
1
季語を見つけながら歩くと、見慣れたは散歩の風景が色鮮やかになる気がする、 割合勉強とも思わず読み終えられました。 2017/06/15
明日は晴れ
0
図書館本。俳人の筆者が、吟行しながら日々暮す中年男性をイメージして綴った物語で、元々は月刊誌「俳句」に掲載したものにコラムを追加してまとめた一冊。四季の移ろいに植物や野鳥が変化して、また風習からの日常行事も出て来たり、季語の勉強にもなり、ついつい吟行に出かけたくなる本でした。2018/11/28




