内容説明
短歌とは日々の暮らしの中でこころに触れる「喜怒哀楽」を五・七・五・七・七という韻律におさめ、表現すること。長年短歌の指導をしてきた著者が古典和歌から近・現代短歌、インターネット短歌まで幅広く引用。初心者にもわかりやすい短歌の創作術を伝授する実践的入門書。短歌上達への最短の道。
目次
文章の世界、詩歌の世界
短歌、はじめのはじめ
一首ができるまで
上達への道
短歌に使われる言葉
短歌の型
短歌表現の方法
さあ、詠んでみよう
短歌を楽しみ続けるために
短歌表現の点検あれこれ
著者等紹介
松坂弘[マツザカヒロシ]
昭和10年(1935)長野県生まれ。國學院大學文学部卒業。岡野弘彦に師事。短歌雑誌「人」を経て、「炸」を創刊し、代表。平明で奥行きのある表現を作歌の信条とする。歌集『今なら間に合ふ』『草木言問ふ』『風月言問ふ』(第6回島木赤彦文学賞)『夕ぐれに涙を』(第35回日本歌人クラブ賞)。評論集『鑑賞江戸時代秀歌』『定型の力と日本語表現』(第3回日本歌人クラブ評論賞)。文部省、文化庁、国際文化交流事業財団、江戸川短期大学講師を経て、NHK学園講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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