内容説明
運命に翻弄された国母「建礼門院」、父親として生きた棟梁「平宗盛」、美しく勇ましき女武者「巴」、父恋いの最後の公達「六代」…。『平家物語』に打ち込む著者が、物語の遺蹟遺構を西に東に全国くまなく歩き通し、二千首に及ぶ短歌を詠む。この一冊を携え、それぞれの地を巡り歩けば、当時の面影が現代によみがえる。ガイドブックとして格好の一冊。
目次
建礼門院―運命に翻弄された国母
二位尼―水底に消えた一門の母
大納言典侍―愛を胸に生き抜いた妻
小宰相―夜の海に身を投じた美女
平忠度―和歌に秀でた剛勇の士
平敦盛―誇り高き美貌の公達
平清盛―栄華を極めた時代の先駆者
平知盛―知も情も知る大将軍
平宗盛―父親として生きた棟梁
平教経―爽やかに駆け抜けた猛将
源義仲―絆を信じた源家の将軍
巴―美しく勇ましき女武者
六代父恋いの最後の公達
著者等紹介
小柳素子[コヤナギモトコ]
歌人。昭和19年、神奈川県鎌倉市生まれ。「槻の木」同人。現代歌人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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