「地球企業トヨタ」は中国で何を目指すのか―奥田碩のトヨタイズム

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046211170
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0033

出版社内容情報

総販売台数で世界一になることが確実視されているトヨタ。トヨタの目指す“持続可能な社会への貢献”とは? 「モノづくりの王道」を歩むトヨタの姿を世界が注視する中国市場での取り組みを通して明らかにする!

内容説明

「モノづくりの王道」を歩むトヨタの目指す「社会・地球の調和のとれた持続可能な発展への貢献」とは?その実践展開を世界が注視する中国市場での取り組みを通して奥田碩が語る。

目次

第1章 トヨタはいかにして中国に根づこうとしたのか(年間四〇〇〇万台の生産になっていけば、世界のどこの国でも、まだ実現していない話ということになります;この自転車が、車に替わったら、たいへんな数になる;一〇〇回近くは行っているのではないでしょうか ほか)
第2章 独創性と多様化の時代へ(トヨタ生産方式とかいっていますけれど、そういうものはテクニカルな話にすぎません;暗黙知の世界がないと、いいものは作れないし、世界に通用しません;世界中の企業が今後重要視しなければいけないことは、たんに利益のみを追求するだけではないということです ほか)
第3章 これからの日中関係(日本でひとつ物事が起きると、中国では一〇倍のことが起きても、おかしくない;地球全体を見ながら、社会、経済の仕組みを作っていかないと、とても二一世紀は乗り越えられない;日中関係の重みは、東アジア地域においては、米中関係に劣らないところまできている ほか)

著者等紹介

朱建栄[シュケンエイ]
1957年上海生まれ。81年華東師範大学外国語学部卒業、84年上海国際問題研究所附属大学院法学修士取得。86年総合研究開発機構(NIRA)客員研究員として来日。学習院大学非常勤講師、東京大学非常勤講師、東洋女子短期大学助教授を経て、東洋学園大学人文学部教授。定評ある現代中国分析で知られ、テレビ・新聞・雑誌等でも積極的に発言している。著書に、『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 大平正芳賞、毎日新聞アジア太平洋賞特別賞受賞)、など多数ある

奥田碩[オクダヒロシ]
1932年三重県津市生まれ。51年松阪北高等学校(現・松阪高等学校)を経て一橋大学商学部に入学。大学では柔道部で活躍。55年トヨタ自動車販売入社。72年マニラ赴任。82年トヨタ自販とトヨタ自工が合併、トヨタ自動車取締役に就任。95年8月社長となる。世界戦略の構築、アジア戦略のスピードアップ、中国進出、国内シェア40%(除軽自動車)奪回、市場のニーズにあった商品開発・販売を公約にした。99年5月日本経営者団体連盟会長就任。同年6月、トヨタ自動車会長に就任。2000年日本自動車工業会会長に就任。01年1月小泉内閣の「経済財政諮問会議」のメンバーとなる。02年日本経済団体連合会初代会長に就任。06年5月同会長退任。同年6月トヨタ自動車取締役相談役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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