内容説明
平安末期から鎌倉初期に作られた国宝絵巻「鳥獣戯画」は、鳥羽僧正覚猷の作との伝承も残されていますが、確証はありません。詞書のない絵巻なので、何のために作られたのか、何を表現しようとしたものかもわからない不思議な絵巻です。しかし、墨の濃淡で表されたみごとな描写には目を見張るものがあります。擬人化された動物によって遊戯や法会を描いた場面の数々は特に有名で、さまざまなデザインにも使われています。この絵巻に自由な発想で色をつけて、魅力的な動物や人間を思うままに躍動させてみませんか。
目次
1 兎と猿の水遊び(甲巻より)
2 兎と蛙の賭弓1(甲巻より)
3 兎と蛙の賭弓2(甲巻より)
4 田楽見物の喧嘩(甲巻より)
5 兎と蛙の相撲(甲巻より)
6 猿の法会1(甲巻より)
7 猿の法会2(甲巻より)
8 天翔ける竜(乙巻より)
9 首引きの遊戯(丙巻より)
10 猿の山車(丙巻より)
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