内容説明
経済的にも豊かになった女達は美しい男にお金を投入し、男もお金を得るために美しくなろうと努力している。「女が男を飼う」時代の深層を自らの体験を交えながら内藤みかが鋭く迫る。
目次
第１章 芸能系美男子（増えてきた男性オーディション；男達はなぜ、自身を晒すようになったのか ほか）
第２章 ホストクラブ系美男子（美男子だけがホストではない；進むホストの芸能人化 ほか）
第３章 出張ホスト系美男子（出張ホストのはじまり；江戸時代の「役者買い」 ほか）
第４章 イケメンに支払う女性達（現代日本における女性向け風俗業とその仕組み；なぜ女は、美男子にお金を払うのか ほか）
著者等紹介
内藤みか［ナイトウミカ］
２２歳の時に失恋したショックで書き綴った官能小説で作家デビュー。「ケータイ小説の女王」と呼ばれ、各携帯電子書店でも軒並み作品が１位にランクイン。出張ホストやホストを題材にした作品も多い（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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海
1
著者は私と同世代だと思われるが、いつまでこのような題材を扱っても痛いと思われないかを気にしなければならない年齢にあることを痛感させられる一冊。もう若くはないのだから、それなりのテーマ、それなりの切り口で書いていかないと、同世代としてちょっと若い人に迎合するよう無理をしているのかな、と思えてしまう本。2011/07/15
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