自分を傷つけることで生きてきた―自傷から回復するための心と体の処方箋

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自分を傷つけることで生きてきた―自傷から回復するための心と体の処方箋

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046071798
  • NDC分類 494.288
  • Cコード C0030

出版社内容情報

学生のうち10人に1人が自傷経験がある時代。なかなか自傷から抜け出せず、大人も自傷する傾向にある。しかし、社会的には自傷に対する偏見もあり、たとえ回復しても友人や家族に言い出せなかったり、傷を隠しながら生きなければならない。
著者の村松英之は形成外科医としてリストカットの患者の治療を行いながら、2022年には、日本自傷リストカット支援協会を設立。患者のサポートのほか、医師への啓蒙活動を行ってきた。
本書は、当事者へのインタビューを通して、心と体の守り方を紹介する。

内容説明

自傷はいまを耐え抜くための唯一の方法、なかったことにされる「大人の自傷」、回復後こそ大きくなる「傷跡の問題」。大丈夫、あなたはあなたのままでいい。リストカット、アルコール依存、薬物依存、摂食障害。1000人以上の自傷痕患者を治療した形成外科医による、見えない傷と見える傷のこと。

目次

第1章 自分を傷つけることで生きてきた(痛みが気持ちを楽にしてくれた;心のなかにある「名前のつかない感情」 ほか)
第2章 傷と“ほどほどに”付き合うために(傷跡の自宅ケアってどうしたらいい?;まず深呼吸して傷跡を観察してみよう ほか)
第3章 傷を人に打ち明ける(SNSを使うときの見極めチェックリスト;困ったときの相談窓口を知っておこう ほか)
第4章 そして周囲との関係を結び直す(誰にも言えない苦しみをわかってくれた;「自分を大切にする」って何? ほか)
第5章 傷跡を手放すこと、手放さないこと(傷跡は勲章。私を信じてくれた人を信じたい;手術する3つのタイミングを覚えておこう ほか)

著者等紹介

村松英之[ムラマツヒデユキ]
形成外科医、きずときずあとのクリニック豊洲院院長。昭和大学卒業。昭和大学形成外科学教室に入局、前橋赤十字病院形成外科、KK Women’s & Children Hospital Plastic Surgery,Singaporeに勤務。2017年、「きずときずあとのクリニック豊洲院」を開院し、のべ1万5000人(うち自傷痕の治療1031人)の治療を行う。2022年、リストカットをはじめとした自傷行為に対する正しい知識を啓発するため、日本自傷リストカット支援協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あゆお

6
最後の手術の方法のところ以外読んだ。自傷から回復して1年、半袖を着る時はまだ生徒にバレないかと少し気になるけど、プライベートではだいぶ気にせず過ごせるようになってきた。形成外科医からの目線が新しかった。決めつけたり、否定したりせず、人間として自傷をする人の気持ちに寄り添おうとし、なおかつ医師として実際的に処置を行おうことができる筆者は、仏かと思う。2025/01/25

🍭

4
493(内科学)、図書館本。2024年10月2日発行。自傷行為(本書では主にリストカット)について形成外科医の著者が外来患者の傷痕について考え、自傷について向き合っていく患者の社会(家庭・学校・職場)への再接続についての考えがまとめられた内容。医学系の本というよりかはエッセイ的な内容で、普段本を読まない人でも読み易そうな文体。自分はリストカットへの偏見少な目、コスパのいいストレスコーピング手段だと考えているので、sosとしての自傷、自分への赦免としてのリスカへの理解は進んでほしい。od・飲酒より経済的。2024/11/07

はる熊猫

2
「どれだけつらいか、大変かは自傷行為の程度や置かれている境遇で単純に比較できるものではありません」―全ての医者がこういう考えであれば良いのに。相談相手や治療について優しく具体的に指南した、良い医学書だ。傷跡を消す治療費はやはり高い。出てくる自傷経験者が女性ばかりなのは気になった。2024/10/31

yukusaki_kmsh

2
自傷による傷を治療する形成外科医の立場から、自傷するクライエントたちの心の傷やその機序について書かれている。当事者の話を豊富に引用しているため心の動きをリアルに追うことが出来わかり易く、また文体は優しく今現在辛さを抱えている人への情報提供や1歩踏み出すきっかけにもできるような本であった。2024/10/25

Hoshiduru

0
形成外科医なことにびっくり。だからこその思ってたより実用的な要素も多い。「どうしたらいいか分からない」的な人にめちゃくちゃいいと思う。私自身は跡のつかない自傷(頭を殴る、打ち付ける)当事者で、ある程度整理はついているから、具体的なエピソード一つ一つが悪い意味で共鳴を起こしやすくなっていて、割と飛ばし気味に読んだ。自傷の専門家である精神科医の松本俊彦のアドバイスは読み応えあったけど、そしたら最初からそっちの著書読んだ方が良くないか?と個人の体験としては思う部分もあり。2025/04/26

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