- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > 話し方・コミュニケーション
出版社内容情報
『情熱大陸』(TBS系列)をはじめ、ドキュメンタリー番組やスポーツ番組など多種多様な番組やCMでナレーションを務め、日本を代表するナレーターのひとりである窪田等の初の著書。「彼の声を聞かない日はない」と言われるまでに、精力的に数多くの仕事を手掛けてきました。そうした現場の積み重ねで培ってきた「伝える」ことについての哲学と技術を、本書であますことなく公開します。自分が「伝えたい」ことが相手に「伝わる」ためには、まず相手の立場で考えることが大切です。伝える相手が何を見て、何を知っているのか。それらを理解して、話す言葉を選ぶ必要があります。また、相手が聞きやすい「間」も重要です。相手の気持ちを高めるため、相手が理解する時間をつくるために「間」をとることは、伝わるために非常に効果的です。一方的に自分の話したいことを喋っても、相手には伝わりません。相手に寄り添いながら、話す言葉を選び、話すタイミングを調整する必要があります。このように、より相手に「伝わる」ためにさまざまな工夫やコツがあります。本書では、ナレーションの現場のエピソードなども交えながら、生活や仕事で活かせる「伝え方」を、ひとつずつ丁寧に説明していきます。伝わるための工夫を重ね、突き詰めてきた窪田等による「伝える」ことの集大成となる一冊です。
内容説明
伝えたいことが「伝わる」哲学と技術。情熱大陸、マスターズ、FI、THEフィッシングなど、ナレーターが伝授!
目次
第1章 伝えることへの情熱をもつ(いい声との出合いがナレーターに向かわせた;自分の声をはじめてテレビで聞き愕然とした ほか)
第2章 状況と気持ちが伝わる言葉の選び方(限られた時間で端的に伝える;収録現場は世界観を深めるための会話の場 ほか)
第3章 相手に正しく伝わるための話し方(映像と音を活かした最適解を見つける;始まるタイミング以上に終わるタイミングに気を配る ほか)
第4章 チーム力を引き上げるコミュニケーション(自分の納得を重ねながら視聴者の納得とすり合わせていく;自分のペースで仕事をするための雰囲気を自らつくる ほか)
第5章 「伝わる」ために日々考えてきたこと(人に寄り添った語り口とは何か;「もう一回お願いします」のチャレンジこそが矜持 ほか)
著者等紹介
窪田等[クボタヒトシ]
ナレーター、声優。山梨県立甲府工業高校卒業後に富士通に入社し、試験課に配属。通勤時に電車内で見たCMナレーター養成講座の受講生募集の中吊り広告をきっかけに、ナレーターの道へと入る。以降、テレビ、ラジオなどの各媒体でドキュメンタリー、情報バラエティ、CMなどあらゆるジャンルのナレーションをこなす。明確でわかりやすい口調や主張しすぎない語り口、抜群の安定感といったナレーション技術に定評があり、「彼の声を聞かない日はない」と言われるほど、あらゆるメディアでのナレーションを務める。2020年4月21日には、朗読に特化したYouTubeチャンネル「“公式”窪田等の世界」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばずし2487398
Yasuko
卓ちゃん