出版社内容情報
見知らぬ言語への大学生の奮闘
13の言語パズルへの挑戦
オーストリアの書店のフロアマップ
リトアニアの大通りの店のドアから、言語学習のヒントが得られる。
どんな語学でも、つかみとれるようになるための考え方が詰まった1冊です。
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子どもの頃、いろいろな冒険物語に夢中だった記憶は、ありませんか?
主人公になりきって、私たちも旅をした。
宝を手に入れたり、謎をといたり、思いがけない人に出会ったり。
進むにつれて見える景色がどんどん変わり、
そしてたくさん、気持ちが動いた。
自律的な言語学習の時間はそんな体験に重なるんだ
ということを、私は信じています。
――――「はじめに」より
【目次】
はじめに―「言語学習」という冒険のはじまり
第一部 自分にとって初めての言語を学ぶ
第一週 冒険がはじまる
第二週 ヒュッゲしてみた
第三週 毎朝のヨーグルトを飲むときに
第四週 毛皮を数える
第五週 彼女と彼と私たち
第六週 焼肉のサルサ
第七週 簡単に評価をすると最高
第八週 そして冒険は続く
第二部 解読の力をつける
一.しっぽが長いやつ
二.「水」でも「太陽」でもなく
三.星の時期
四.稲の穂が実る月と、ライ麦を刈る月
五.ひとつ前を見る
六.もう少し複雑なステップ
七.「にち」と「び」と
八.そのままの口のかたち
九.「ビンゴ!」の快感
十.しるしになるもの
十一.バナナケーキ
十二.ちいさなトマト
十三.最後のピース
「長いおまけ―現実世界のリアルな資料」編
一.トイレの多言語説明書きを分析し解読する
二.オーストリアの本屋で、絵本の置かれた階を見つけること
三.リトアニアの賑やかな大通りで、店のドアからわかること
あとがき―冒険は決して終わらず