出版社内容情報
おばーは今年で90歳。
夫は去年亡くなったし、お金もあまりないけれど、毎日幸せです。
おばーのいる村は、沖縄の最北端に位置する「国頭村」という自然豊かな地域。
住民みんなが知り合いで、家族のようなものなのだとか。
一歩外に出れば、おばーの知り合いばかり。
外に出て村人に話しかければ寂しく感じる時間もありません。
そんなおばーの元気の秘訣は、「とにかく喋ること」と、「毎日のウォーキング」。
毎日のラジオ体操も欠かしません。
膝の調子が良ければ3キロは歩きます。
食事は、おなじみ「チャンプル―」でご飯とともにいただきます。
家庭菜園で育てている野菜も食べる分だけ収穫して
しっかり栄養をとっています。
芋も好物なので、よく食べます。これで便通もばっちり。
果物も、大好物なのでおやつがわりにつまみます。
ときどき孫が動画の撮影で来るので、
そのときは「かめーかめー」(食え、食え)と言って
たらふく食事を食べさせてます。
おかげで孫はだいぶ肥えてしまったのだとか。
何かあるわけでもない何気ない日常ですが
穏やかで満ち足りた日々を過ごすための
おばーなりの生き方を1冊にまとめました。
「こんな老後も悪くない」と思えるおばーの日常を
ぜひお楽しみください。
内容説明
新聞、テレビ、雑誌で大人気!90歳がこんなに楽しいとはねー。お金はないし、夫はもういないけど毎日がたまらなく楽しいひとり老後の過ごし方。
目次
序章 沖縄生まれ・沖縄育ち、名物おばーの人生(周りが仰天するほどビービー泣いていた子ども時代;10歳のとき沖縄戦が始まり、3ヶ月間山中に潜んで暮らす ほか)
第1章 大きな声を出していると自然と健康になるよ(ストレスは溜めない!大きい声を出したら、元気になれる;元気の秘訣はラジオ体操と一日3kmのウオーキング ほか)
第2章 「私でよければ」で仕事はなんでも引き受けた(働き続けて叶った夢と、叶わなかった夢;アメリカさんとチューインガムの思い出 ほか)
第3章 夫婦仲良しの秘訣は「感謝」と「反省」(お見合いのち、恋愛。さらに結婚前に妊娠は普通でした;結婚生活に必要なのは「尊敬」と「反省」 ほか)
第4章 お節介おばーが教える人間関係円満のコツ(嫌いな相手こそ、話を聞く。否定はしてはいけません;挨拶は人生の基本。今日も大声で挨拶しましょう ほか)
著者等紹介
大田吉子[オオタヨシコ]
1934年3月18日沖縄生まれ。沖縄本島最北端の国頭村で暮らす。22歳のときに故・大田孝全さんとお見合いで結婚。幼稚園の先生、バスガイド、アメリカ軍のラジオ局で電話の交換手の仕事を経て自営業でアイスキャンディー店、鮮魚・精肉店を営む。その後、農業、畜産業、民泊、ホテルの朝食準備スタッフとさまざまな仕事をこなしてきた。子どもは5人、孫10人、ひ孫は14人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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