出版社内容情報
「宇宙はどのように生まれたの?」「どうして地球はまわっているの?」――。人類の好奇心を刺激してやまない天体の秘密を、日本最高峰の大学・東京大学の現役教授が「ざっ」と解説。
内容説明
宇宙の「謎」を解き明かす。東大の授業を1冊に凝縮。地球以外の惑星に生物は存在するのか?約95%の物質は人類未解明。暗黒物質ダークマターの「秘密」。
目次
第1部 宇宙の概観(天文学とはどういう学問か?;宇宙に存在する物質と物理法則;人類が宇宙を観測する方法 ほか)
第2部 さまざまな恒星と惑星(恒星とその多様性;星間空間には何がある?;恒星と惑星系の誕生 ほか)
第3部 銀河の形成と宇宙の進化(ビッグバン宇宙論;宇宙マイクロ波背景放射;銀河の形成と進化 ほか)
著者等紹介
戸谷友則[トタニトモノリ]
1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そめちゃん
2
一番近いようで遠い学問天文学、高校のとき先生に職がないと言われなかったら行ったであろう天文学を今になって学んだ。明るさと星の重さとか相関があるのが面白かった。恒星と惑星の違いも理解していなかったので、いい勉強になった!2024/12/09
N
0
Kindle Unlimited。とても10時間では読み終わらないし、物理学的な感じ方が必要になるので理解が及ばない部分も多いが、気合いで読み通した。対象が"星の数ほど"ある学問ということで、面白そうなトピックが並ぶ。ニュートリノ、超新星、ダークマター…。聞いたことあるけどよく知らない事柄が整理されてそれだけでも楽しい。とっかかりにと思って読み始めた本だけど、色んな本に触れた後にまた読み直したい。2025/06/02
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