出版社内容情報
ラダックに行けばなにか変わるかも…
「感染症がいくばくか落ち着いた2022年夏。東京での生活に消耗しきった私は、1 か月の夏休みを取得し、夢だった“ライダーの聖地” ラダックへ向かった。」
有用でなければ生きていけない―。メンタル不調の30代会社員が意を決して自分を取り戻すための旅へ。向かった先はインド最北部・ヒマラヤ山脈の西端にある秘境ラダック。高山病と腹痛にあえぎながらバイクでヒマラヤを駆け回り、1か月の旅を経て見えた景色とは…?
里中はるか(はるか180cm)初のコミックエッセイは、同人誌活動とSNSで話題になった作品『ワンマン夏休み』に大幅加筆、100ページを新たに描き下ろした“ひと夏の冒険物語”。
旅のリアルさを感じる現地動画レポートも収録(掲載の2次元コードより視聴可)。さらに、ラダック旅行情報、海外ツーリング情報、MAPなどの実用情報も網羅した、全200ページ、オールカラーの完全保存版です!
CHAPTER1 はじめてのラダックツーリング
CHAPTER2 山あり谷ありのヒマラヤツーリング
CHAPTER3 ラダックの暮らしに触れる
CHAPTER4 標高4500m、天空の湖を目指す
【コラムや旅の情報ページも充実】
・インドのヒマラヤ、ラダックって?
・現地で乗ったバイクたち(ロイヤルエンフィールド)
・旅の持ち物や服装
・海外ツーリングの準備
・現地でのバイクの借り方
・旅の費用etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yodo
7
国内の公共交通機関が発達している所で以外生きていけない気がしているので、写真で観るだけだ。町と町の間の人口密度はほぼゼロに見えるのだけど、なかなかの道が付いている。車もそんなに走っては無さそうだけど。そこから予想される事は、凄い長い年月をかけて道が整備されていったんだろう。地図を見ていると、中国実効支配、パキスタン実効支配と書いてある地域とも直線距離で100km位の付近。世界は平和では無い事を感じさせつつも、バイクで走る為、自分の可能性を求めて行ってしまう人達が...自分で出来ない事を本で読むのは楽しい。2025/02/24
りょう
5
インドと最北の高地、ラダックで一ヶ月、下痢を繰り返しながらバイクですごい景色のところをツーリングした旅の記録。ラダックに興味もあるし、写真はステキで楽しかった。彼女が東京の会社員生活に疲れて、ラダックへの旅でいろんなことを感じてるのもよくわかった。2025/02/10
くるぽん
2
帯を見て即買い。メンタル不調・会社員・女性ライダー・冒険物語…今の私に必要な本だ!この一冊に詰まっている魅力は、ただ話が面白いだけではない。よく書き込まれた漫画、物語を補うコラム的補足情報、絵と写真の自然な融合、コロコロ変化する内面の素直な描写。小さく書かれた下痢ゲージも見逃せない。持ち物や現地のお役立ち情報もたくさんあるので参考にしてぜひラダックへ…ってそんな簡単に行けるわけないけども。海外ツーリングに慣れている勇気と好奇心の人なんだな。人生について考えるんじゃなく行動して実感ってこういうことなんだ。2025/01/16
ならかわ
2
3章以降現地の方とのやりとりに泣けた… 旅に出て自分を取り戻す感覚というのは私にもあるなあ〜2024/10/06