出版社内容情報
「ウニを倒すと海が平和に!?」
YouTubeで27万人が応援!
海の砂漠化を防ぐために奮闘するプロダイバーが綴る
今の“海のリアル”がわかる新感覚の冒険譚エッセイ!
「ウニを駆除するなんてもったいない…」、ほとんどの方がそう思われるのではないでしょうか。
しかし、“磯焼け”と呼ばれる海の砂漠化現象の原因の一つとして、海藻を食べ尽くすウニの増殖が現在深刻な問題となっています。
本書では磯焼けを防ぐために、長崎の海でウニ駆除はじめ、
5年以上にわたって環境保全活動を続けるプロダイバーの記録をまとめました。
「ウニは割っても2日は生きている?」
「大きいウニほど中身がスカスカ?」
「海中には獣道ならぬ“魚道”が存在する」
「海藻は人間界でいう森と同じくらい大事」
「ウニよりやばい黒幕の存在」 etc.
ウニ駆除や海藻の育成など、著者が環境保全活動を通してわかった、海の生態をたっぷりと紹介。
面白くてためになる、そして読むと自然に対してちょっと優しくなれる新感覚の冒険譚エッセイです。
内容説明
海の砂漠化を防げ!新感覚の冒険譚エッセイ。
目次
第1章 なぜウニを駆除するの?
第2章 食い止めろ!海の砂漠化“磯焼け”
第3章 ドタバタすぎるウニ駆除活動
第4章 目指せ一攫千金!?ウニ1000匹を育ててみた
第5章 時給たったの500円!?ウニ漁師になってみた
第6章 ついに見えてきた!ウニが与える真の影響
第7章 藻場を取り戻せ!アカモク再生プロジェクト
第8章 人間VS魚の仁義なき戦い
第9章 いざ東北の地へ!磯焼け対策の武者修行
第10章 最終決戦!未来にばらまけ海藻の種!
著者等紹介
中村拓朗[ナカムラタクロウ]
プロダイバー。鹿児島大学水産学部を卒業後、長崎ペンギン水族館で飼育員として3年半の勤務を経て、独立。現在は水中ガイドのほか、海の生き物の生態を自らが撮影した水中映像で紹介するYouTube「スイチャンネルケを運営。漁協や自治体と連携し、環境保全活動の様子も発信。なかでも、“磯焼け”と呼ばれる海の砂漠化を防ぐために長年行っているウニ駆除動画が人気を博し、チャンネル登録者は27万人(2023年8月現在)を突破。“ウニの人”の愛称でも知られる。水中自然観察家として、地元メディアにも出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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