ことばの魔法―言語表現の名手20人から学ぶ

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ことばの魔法―言語表現の名手20人から学ぶ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046064097
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ラジオ番組・FM愛媛の日本語探求番組「コトバノまほう」がついに書籍化!

ショートショート作家の田丸雅智さんがパーソナリティを務め、
谷川俊太郎さんや俵万智さん、又吉直樹さんをはじめとした、
各業界の“言葉のプロ”たちによる、深すぎる「言語表現の世界」を1冊にギュッと凝縮。

「日本語の魅力」を再発見でき、読むだけで心が豊かになることはもちろん、
表現力や読解力といった「国語の力」を磨きたい中・高生の教材としても優れています。

ぜひ、各業界の“言葉のプロ”たちの圧倒的な言語感覚に酔いしれてください!

――――――――――――
■掲載者20名一覧(敬称略)

・谷川俊太郎(詩人)
・俵万智(歌人)
・又吉直樹(お笑い芸人・作家)
・小野賢章(声優)
・新井見枝香(元書店員・作家)
・井坂彰(DJ)
・葉月のりこ(朗読家)
・神野紗希(俳人)
・為沙道中(翻訳家)
・林家たい平(落語家)
・苅谷夏子(「大村はま記念国語教育の会」理事長・作家)
・曽我部恵一(ミュージシャン)
・倉成英俊 (プロジェクトディレクター)
・しりあがり寿(漫画家)
・紫舟(書家・芸術家)
・堀潤(ジャーナリスト)
・せきしろ(俳人・作家)
・KEN THE 390(ラッパー)
・キリーロバ・ナージャ(コピーライター・作家)
・藤岡みなみ(文筆家)

内容説明

各業界「言葉のプロ」たちの圧倒的な言語感覚に酔いしれる。計20名とのラジオ対談が待望の書籍化!

目次

コントも小説もやりたいことはつながっている 又吉直樹(お笑い芸人・作家)
声の力で、物語の世界を立ちあげていく 小野賢章(声優)
自分の感覚に耳を澄まして、身体をとおった言葉を使う 神野紗希(俳人)
自分なりの解釈を声に乗せて、表現する 葉月のりこ(朗読家)
言葉の力は、生涯を貫く大切な武器 苅谷夏子(「大村はま記念国語教育の会」理事長・作家)
プロジェクトは“言葉の設計図”が鍵を握る 倉成英俊(プロジェクトディレクター)
書店ポップは「その本を読む前の私」を呼び覚まして書く 新井見枝香(元書店員・作家)
日本語は、緻密に感情を設計できる言語 キリーロバ・ナージャ(コピーライター・作家)
ものづくりの根底にある“美しさ”を追い求めて しりあがり寿(漫画家)
わざわざ言わなくていいことの中にあるおかしみを詠む せきしろ(俳人・作家)
短歌は手紙。誰かに思いを届けたくて詠む 俵万智(歌人)
心が豊かになると、言葉に力が宿っていく 林家たい平(落語家)
焦って伝えなくていい。まずは自分に問うてみよう 堀潤(ジャーナリスト)
多感な時期の読書体験が、仕事にも生きている 井坂彰(DJ)
思考を手放して、自らの呼吸に集中して書く 紫舟(書家・芸術家)
平易な歌詞とメロディで、どれだけかっこいい歌にできるか 曽我部恵一(ミュージシャン)
日本語は、状態・あり方・心領域の言葉 為沙道中(翻訳家)
言葉が、私の生きる世界をつくる 藤岡みなみ(文筆家)
どんな人が歌っているのかを知ると、ラップはおもしろくなる KEN THE 390(ラッパー)
言葉は情報よりも文体を読みとって味わう 谷川俊太郎(詩人)

著者等紹介

田丸雅智[タマルマサトモ]
1987年、愛媛県生まれ。東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。2011年、『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載され作家デビュー。12年、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。「海酒」は、ピース・又吉直樹氏主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭などで上映された。坊っちゃん文学賞などにおいて審査員長を務め、また、全国各地でショートショートの書き方講座を開催するなど、現代ショートショートの旗手として幅広く活動している。書き方講座の内容は、2020年度から小学4年生の国語教科書(教育出版)に採用。2021年度からは中学1年生の国語教科書(教育出版)に小説作品が掲載。17年には400字作品の投稿サイト「ショートショートガーデン」を立ち上げ、さらなる普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

50
いろいろな考え方があって、なるほどなあ~と思うことが多い。底流にあるのは、言葉を大切にしていることと、言葉についてよく考えていること。そして、何より、立ち止まらずに試行錯誤していること。やっぱり、最後の谷川俊太郎さんのが凄いと思う。使われている言葉は、平易な言葉が多いが、深みが段違いのように思う。意味もあるが、まずは、そこに言葉や伝えたことがあること自体を大切にすること。2024/12/20

たっきー

12
ショートショート作家である著者が言葉を扱う職業の人と対談したもの。これを読んでいると、日本語は本当にあいまいな言語で、それが良い方向に働くこともあれば、曖昧さゆえに論点がズレる等マイナスの面もあることを考えさせられた。ネット、SNSの影響で端的に強く表現されることが評価されやすい時代かもしれないが、良い意味でのあいまいさ、ほわんとした表現も大切にしたい。2024/03/18

Yuuki.

10
様々な言葉のプロの方達の言葉に対する考え方や言葉の扱い方などが知れて、とても興味深かった。共感できる話もあれば、自分も今後意識してみようと思うような言葉の見方や使い方も。「言葉のプロ」でも分野も育ってきた環境も違う方々なので、考え方は色々で、正解も無い。改めて、言葉とは自由で、時には使い方が難しいけれど面白いものだなと思わされた。2024/04/12

おはぎ

6
学び手、聞き手も言葉のプロであるところがよかった。違うところ、共通するところをいち早く見出してくれるところが。最後の谷川俊太郎は、やはりひとつひとつの含蓄が桁違いで、凄みがあった。2024/05/22

Танечка (たーにゃ)

5
ラジオ対談番組「コトバノまほう」の書籍化。いろいろな言葉のプロを呼んで、言葉に対する向き合い方を聞く。その内訳は、お笑い芸人、声優、俳人、朗読家、作家、コピーライター、落語家、漫画家、書家、ラッパーなど、多種多様 (書き言葉ではなくて、話し言葉の使い手が多いのはラジオ番組ならではだろうか)。複数のゲストのインタビューを読むと、人 (や職業) によってこだわりたい、突き詰めたいポイントは違うし、話し/書き言葉同士でもそれぞれの表現形式の得意なこと、難しいことが違う事実がふっと浮き彫りになる。2024/11/09

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