ぼくは耳が聞こえない―それでも妻と一緒に住んだら人生幸せになった話

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ぼくは耳が聞こえない―それでも妻と一緒に住んだら人生幸せになった話

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046063441
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生まれつき耳が聞こえず、家族全員がろう者のデフファミリーとして育ったトトさん。複雑な家庭環境に育ちながらも専門学校で手話を身につけたゆうこさん。そんな2人が一緒に住み、「耳の聞こえない夫と聞こえる妻の日常」をユーチューブで発信すると大反響を呼び、登録者数はいっきに伸びた。本書はそんな2人(娘も入れて3人)の生活をエッセイとしてまとめた一冊。

・耳の聞こえない人はどのような日常を過ごしているのか
・耳が聞こえないと不便なことが多いのではないか
・耳の聞こえない人と一緒に生活することに不安はないのか

聴者の人は普段、ろう者の人と接する機会がないため、なんとなく「かわいそう」と思ってしまう人も多いと思う。でも、本書を読めば、ろう者がどのような日常を生き、ろう者と一緒に住むとはどのようなことなのかが、ありありと見えてきて、「結局のところ、ろう者も聴者もそんなに変わらないのではないか」、きっとそんな考えを持つことだろう。そして、ろう者の父を持つ娘は小さいころから家族をどう認識し、どのようにろう者の父と接するようになるのか。ろう者と、ともに生活する家族のありのままの日常を知りたい方はぜひ本書を手に取って読んでみてほしい。巻頭にはそんな2人(3人)の生活を漫画でもまとめてみた。

内容説明

ろう者だって学生時代は麻雀・パチンコ三昧!?聴者は「宇宙人」!?メンタルくずしてうつ病に もしも生まれてくる子どもが障がい者だったら。どんな障がいがあっても「特別」な存在じゃない。

目次

第1章 まずはマンガで2人の生活を綴ってみた(デフファミリー一家に起こった「とある出来事」;トトちゃん、働き始めたら聴者とすれ違いばかり;聞こえない夫と聞こえる妻の些細な日常;かいちゃん「トトちゃんと話したいだけなのに」)
第2章 出会うまでの2人の人生がすごすぎた(家族全員ろう者・デフファミリーの「あるある」 トト;ろう者とは言わば日本語と手話のバイリンガル トト;誰が母で誰が父?破天荒すぎる家庭で育つ ゆっこ;悪人の叔父によって鍛えられたメンタル ゆっこ;反抗期だった日々。ろう者だってパチンコを打つ トト;「手話ってこい」と思ったことがきっかけ ゆっこ;ろう者、ヤクザに胸ぐら〓まれる トト;)
第3章 聞こえない彼と聞こえる彼女、同棲を始める(聴者は「宇宙人」。うまく馴染めずうつ病になる トト;一緒にいて思った「トトちゃんは私といれば大丈夫」 ゆっこ;楽しみにしていた初デートで服装をディスられる トト;アンチ上下関係。相手とは常にフラットでいたい ゆっこ;ゆっこの連れ子・みゆかとねねちゃんとの思い出 トト;賞味期限を気にしない女、気が利かない男 トト;ろう者との結婚・出産に不安はゼロだった ゆっこ;もし産まれてくる子どもが障がい者だったら トト)
第4章 かいちゃんの誕生と3人の新しい生活(忙しい子育て中に夫は入院、私はキレてしまった ゆっこ;「聞こえない」ことが育児においては有利だった? トト;「子どもってすごい!」と思ったスシローデート トト;私が自由であるために、子どもにも自由でいてほしい ゆっこ;もしかいちゃんが「聞こえない親はイヤ」と言ったら トト;娘をつなぎ留めておくためにYouTubeを始めた ゆっこ;「ゆっこが望むならYouTubeに出てもかまわない」 トト;「みゆみゆチャンネル、つまらない」それが理想の未来 ゆっこ)
第5章 そして、今だから思うこと(障がい者にとって世の中は便利になり続けている トト;ろう者がいる職場では「情報保障」が何よりも大切 トト;お節介と思われてもろう者とは接点を持ち続けること ゆっこ;複雑には見えるけど実は「お互いに慣れていないだけ」 ゆっこ;聴者と障がい者の間にある壁を透明化していく トト;深く考えないからどんなことでも受け入れられる)