- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > 少年(小中学生)その他
出版社内容情報
夜な夜な奇妙で禍々しい話を語るネットラジオ「禍話」が、漫画化。
SNSで多くのファンが漫画や小説作品にした怪談をアップし、人々の間に拡散されている話題の怪談ラジオ。ちなみに、書(描)いた人・聞いた人の身に何が起こってもそれは自己責任なので気を付けてください。
今回は、400以上の話から11の恐怖体験を厳選。
理解を超えた存在、浅ましき人の情念ーー身の毛もよだつような恐怖を感じられること間違いないでしょう。
とある森、地面に刺さった無数のアイスの棒はまるでーー『アイスの森』
肝試しに行こうとした女子高生の父が見た夢とはーー『模型上の死』
自責の念にかられる少女に会いに来た、死んだはずの友達は――『で、どうする?』
マンションに投函される奇妙なビラから始まる恐怖――『赤い女のビラ』
山の中、林間学校中の夜、1人起きていた少女はーー『9人いるぅ…!』
九死に一生を得たとある夜の出来事ーー『九死の夜』
感染症が流行る前に遭遇した、迷信と妄信の恐怖を描くーー『マスク大家族』
間違えてはいけない取り決めを破った者への罰とはーー『燃やすバイト』
決して開けてはいけない襖の向こう、そこから聞こえる音はーー『扇風機の家』
死んだ母の幽霊を信じる少年と父だけが知る真実ーー『線香の母』
これはあなたの町にもあるかもしれない、とある路地の話ーー『夜の行列』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
32
面白かった。淡々とした感じで進んでいくけどちょうどいい怖さもあり良かった。2023/10/10
あたびー
30
ネットラジオで配信された実話系(?)怪談をコミカライズしたもの。あまり煽らず淡々と表現されているのだがそれがまた怖い。心霊スポットに肝試しなんかに行っては行けませんよ。2023/10/22
くさてる
24
ネットラジオの方は未聴。実話怪談のコミカライズだけど、エグさのない絵柄で読みやすく、でもしっかりと怖い感じがとても良かった。「だからこういうのは向こうのタイミングで来るんですって」の一言が心底冷えた。怪異とは分かり合えない、つながれないからこそ、怖い。お勧めです。2023/10/19
ぐりとぐら
14
不気味な話がたくさん読めてよかった。実話怪談とネット怪談の良いところがうまくミックスされていたのではないか。2024/06/11
ドント
7
2016年から無料で放送している怖い話ネットラジオ「禍話」、3000を越える話から「アイスの森」「扇風機の家」など珠玉の11話を選びコミカライズした一冊。綺麗でさっぱりとして非常にバランスのとれた作画が、漫画として整頓されつつも原典の恐怖と厭さをたっぷりと含んだ話を紡いでいく様は実に実に見事で、「あぁこれはよくないなァ~」とエビス顔で読み進めて完読した。「禍話」のいちファンとしても大満足、言うことナシ。チョイスも祟りから不条理まで、第1巻としては多彩で上々……えっ、当然2巻も出ますよね?2023/09/05
-
- 電子書籍
- この中に1人、妹がいる! 6 MF文庫J