僕らには僕らの言葉がある

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僕らには僕らの言葉がある

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046058003
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

74
漫画。強豪校の受験に落ち軟式野球出身の同級生を下に見ていた捕手の野中は、入学式でインテグレーション生として入学した「ろう者」の相澤真白(あいざわましろ)と出会う。「障害者枠」で哀れな奴と思った野中だったが、相澤の投球をうけて驚く。優秀な捕手としてサインを覚えるのが得意な野中は指文字を覚え、相澤とバッテリーを組む。相澤も大好きな野球をできることに加え、「言葉」を受け取ってもらえたことに感激する▽2022年11月。爽やか。学校図書館に入れました。2023/11/17

がらくたどん

59
甲子園が始まりましたね。普通校にインテグレーション枠で入学した聾者の投手志望の野球少年。彼の球を受けてみたいと思った聴者の捕手。お互いがお互いの見える世界を変えていくもう一つの高校野球の物語。君と僕(あなたとわたしでも良い。とにかく誰かと自分)が「僕ら(私たち)」と呼べるようなお互いをもう少し知って一緒に何かをやったら楽しいかも~な関係になりたいなと思った時、「君の言葉」と「僕の言葉」が違っていたとしてもそれを乗り越えて「僕らの言葉」を創り出す手立てはきっと見つかる。大人が見ているバリアって幻みたいだね。2023/08/06

東谷くまみ

45
こんなこと認めたくないしすごく悔しいけど、世の中的には「健常者はエライ」っていう考え方があるんだと思う。ノナと真白の関係には“かわいそう”とか“助けてあげなきゃ”とかくだらない感情は一切なくて、仲良くなりたいただそれだけ。自分のために手話も勉強するし、発声で名前を呼ぶことにもチャレンジする。相手のために何かをする、それは一見とても美しいことだけど「施し」と同じことなのかもな。だから二人の関係はとても清々しいし、読んでいて学びがあるんだ。そもそも耳が聴こえない事はそんなに特別な事なのか。真白が選んだように→2023/05/07

ぶんこ

36
聾者のピッチャーと組むことになったキャッチャー野中。強面人見知りですが、実は優しい。必要に迫られて手話を覚える。聾者の真白も、離れた所にいる野中を呼びたくて(声で名前を呼んでみたい人がいると言う真白に感涙)発声練習。わずか2文字「ノ・ナ」が精一杯。お互いが障害のあるなし関係なく、いかにコミュニケーションがとれるかを考えて実行するのがすごい。以前手話の先生より、外出先での緊急放送があると、聾者は聴こえないので困ると聞きました。思わぬところで不具合がある。真白も野中もいい子なのは、両方の親が実にいい。2023/07/27

8
高校で硬式野球をやりたくてインテグレーション生として普通高校に入学した耳の聞こえない真白。真白の初めてのキャッチボールの相手を任された野中は、強豪高の推薦を受けられず鬱屈した思いを抱えながらも野球一筋。真白がセットポジションから投げた球を受けた野中はー。二人の視点、二人の母親の視点、それぞれの気持ちに何度も目頭が熱くなった。「無関係だと思ったままで明日を迎える人が一人でも減ってほしい」聴覚障害について、手話について詳しく書かれたページもあり。この後の二人も読みたい。とても良かった!2023/09/17

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