ゆれる

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046056924
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報


孤高の天才ミュージシャンの脳内を解く―。
ロックバンド、凛として時雨TK初の書き下ろしエッセイ。

独創的かつ繊細、静と動、狂気的だけど芸術的etc.
多様なイメージが共存しているのが、凛として時雨というバンド。
その源を生み出しているフロントマン・TKが綴る、不完全の哲学。

「永遠に曲が作れないと思っている状況こそが完成」
「完璧主義であるからこそ、満足することはない」
「制作における根本は、“見たことない”“触れたことがない”ものを探す」
「自分の首を絞めていったときに、呼吸の感覚を思い出す」

TKは、20年のキャリアと齢40を経てもなお、悩み、もがき、苦しみ続けている。
作品作りは、毎回自分を一番底まで掘り下げて、
その先にあるものを掴みとってまた何もない状態に戻る。

家族や生い立ち、バンド結成からソロ活動に至るまで、
謎に包まれた人間・TKを解き明かす。

なぜ人は、彼の作る音楽の虜になるのか?
その答えが、この本にあります。
ファンのみならず、企画やクリエイティブに携わる人間に読んでほしい一冊です。


■出版社からのコメント
「バンドの持つ普遍的な世界観は残しつつ、革新性も感じられる」、凛として時雨の音楽を聴いたときに抱いた感想だ。守るべきものを守りながら、新しいものを取り入れる。我々編集者はもちろん、世に出す作品作りをする人間において、これは永遠のテーマではないだろうか。TKさんと接するなかで見えた、誰よりも葛藤し、紆余曲折を繰り返す様。どのように、そしてなぜその思考に至ったのか。ファンのみならず、多くの創作者たちをも魅了する理由とは? 彼のクリエイティブの根源に迫りました。

内容説明

ロックバンド凛として時雨TKの脳内を解く。不完全の哲学を綴る初の書き下ろしエッセイ。

目次

第1章 衝動を越えて―Active(#0;君がいない ほか)
第2章 流れのままに―Passive(姉と僕;母親のピアノと父親のギター ほか)
第3章 透き通った混沌―Chaos(新しい音;孤独 ほか)
第4章 撃ちこまれた種―Seed(僕にしか聞こえない声;嫌いを信じて ほか)

著者等紹介

TK[TK]
1982年生まれ、東京都出身。ロックバンド、凛として時雨のボーカル&ギター。同バンドにおける全作品の作詞作曲を担当し、鋭く独創的な視点で音楽を表現。加えて、色彩豊かで温度感のある歌詞と刹那的なハイトーンボイスでファンを魅了する。TK from 凛として時雨のソロ名義でも活動するほか、多くの著名アーティストのプロデュースも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリカータ

20
50代でこの本を読んだ人は少ないのでは。私は昨年、娘の強い勧めで「凛として時雨」を知った。3ピースバンドながら身を切り裂き魂を削るような激しさと圧倒的な音圧に、驚愕し、どハマりした。本書を読み先ず感じたのは、TKは主観とそれを客観視する二つのパーソナリティがあることだ。ギターにのめり込み、プロとして邁進するまでの怒涛の勢い。そして、楽曲製作の苦しみは、想像以上に魂を削っていた。生じた微かな違和感を見過ごさず、突き詰めて己の表現に昇華する。それがTK、その人なのだ。2023/07/16

ちぃ

17
アニメを見ることはそれほどないけれど、数少ない好きなアニメの主題歌を凛として時雨が担当していることが多い。世界観をとらえた歌詞、独特な楽曲、この人の頭の中はどうなってるんだろうと思った。音楽が時に救いで、これしかないというすがるようなものかもしれないけど結局大好きなんだという熱量、作りこみにあたってのストイックな職人気質₋イメージ通りでもある一方で、天才っぽい雰囲気からはやや意外の感もする「普通の青年」像。最近仕事に対しての熱量を失って程々でやり過ごそうとしていた私に、何か考えさせるものがあった。2023/08/03

チワ

13
それは2時間半の旅だったけど、TKの頭の中を何周もツアーした。とても刺激的で、苦しくて、幸せな旅だった。 こんなに考えて、苦しんで苦しんで、一つの掴みたい伝えたい何かのためにメチャクチャ必死になれるアーティストって、かっこいいなんて言葉じゃ表せられない。 TKが自分自身で興奮できる音を探しにどこまでも潜って全てのドアを開いていく過程で見つけた全てのものに、祝福されて欲しいと思った。 飲み物を飲むのも忘れて読み込んだのは初めての事かもしれない。こんな読書体験ができて幸せです。2023/06/21

灯火

7
時雨の音楽は刃物的だけど殺傷力が高いというより、聴いた後に気づいたら満身創痍になっている感じ。 自分が苦手だ、嫌いだと思ったことを跳ね返さず何でそう思うのかをとことん突き詰めるとそこには意外な出会いが待っていたりする。 一つずつ確認しながらこれじゃないこれじゃないを繰り返して曲を作る、そうやって地道に進んで出来上がったものは奇跡だし職人のような姿勢に感服。 ファンだけじゃなくジャンル問わず創作する人すべてに読んでもらいたい一冊。 これからもTKは脳内に隠された鋭利な刃物を絶えず研ぎ続けていくんだろうな。2023/08/09

なつのおすすめあにめ

6
はじめて時雨の曲を聴いた時、はじめて時雨のライブに行った時、その時の衝撃、受けた事を忘れない。そんなことを、曲をかけつつ読みながら噛みしめた。曲もそうだが、TKのような人はなかなかいない気がするし、それ故の孤独もにじみ出ている文章もあった。2023/07/15

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