出版社内容情報
スケートボード男子ストリート初代金メダリスト、堀米雄斗のすべてが詰まった初のフォトエッセイ!
スケートボードが大好きな下町生まれの少年は、どのようにしてアメリカでプロスケーターとなり、金メダル選手になったのか。
ロサンゼルスで撮り下ろした練習風景やプライベート写真に加え、
今までの生い立ちからスケートに対する想いを、本人が飾らない言葉で綴ったフォトエッセイ。
写真、読み物、どちらからも堀米雄斗の今までの軌跡と魅力を知ることができる一冊。
【幼少期の記憶】
初めてスケボーに触れた記憶……そう言われると、実はあまり覚えていない。2、3歳くらいのときの写真を見て、そういえば身近にあったかもなぁと思い出すくらい。スケーターだったお父さんの話によると、まだ歩けない赤ちゃんのときから、家から徒歩10分の小松川公園に僕を連れて滑りに行っていたという。お母さんと結婚するときにスケボーは辞めると約束していたから、子守という名目で「ちょっと散歩に連れてくわ」と理由をつけ、お父さんが滑りたいがために連れて行かれていたらしい。そしてパークでお父さんが滑っているあいだ僕は放置され、そこに集まっているスケーターが誰かしら面倒を見てくれていた。そうやって知らないうちからスケートボードには触れていたみたいだけど、実際にスケボーに乗った記憶があるのは、物心のついた5、6歳のとき。家のベランダにはよくわからない工具やデッキが転がっていて、お父さんと一緒に小松川公園で練習していた記憶がある。(本文より)
内容説明
スケボーが大好きな下町生まれの少年は、どうやってアメリカでプロスケーターとなり、金メダル選手になったのか。いままでの生い立ちからスケートに対する想いを、本人が飾らない言葉で綴ったフォトエッセイ。全編ロサンゼルスで撮り下ろした写真とともに、堀米雄斗の軌跡と魅力を知ることができる一冊。
著者等紹介
堀米雄斗[ホリゴメユウト]
1999年1月7日生まれ。東京都江東区出身。6歳のときに父の影響でスケートボードを始め、小学6年生で韓国のバーチカル世界大会で3位を記録。中学生からストリート種目を本格的に始め、中学、高校在学中から海外の大会で上位入賞を果たし、高校卒業後にアメリカ・ロサンゼルスに移住。2018年に世界最高峰のプロツアー「ストリートリーグ」ロンドン大会でアジア人初の優勝を飾り、続く同大会では2回連続で優勝。日本人がストリートリーグを3連覇するという偉業を達成した。2019年の世界選手権で準優勝、2021年の世界選手権では初優勝。同年、東京2020オリンピックで金メダルを獲得し、男子ストリートの初代王者となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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