出版社内容情報
安全性が高く、燃費もよく、デザインも洗練されている近年の自動車は、過去の失敗の改善の上にあります。そんな懸命な努力の中、「失敗」してきた“ざんねん”なクルマたちを、イラストつきで愛を込めて紹介します。
内容説明
「ざんねんなクルマ」とは、日本人が創意工夫を凝らして設計、生産した産物です。しかし、時代を先取りしすぎたり、環境の変化などさまざまな要因で大ヒット作とはなりませんでした。でも記憶に残したい名車(迷車?)たちを見てください。
目次
第1章 戦後‐60年代―モータリゼーションの幕開け(四輪に居場所を奪われた悲しき働きもの;夢だけは大きかった小さなボディ ほか)
第2章 70年代―過渡期(活躍の舞台がなかった悲運のスーパーカー;攻めすぎデザインで中古で人気になる皮肉 ほか)
第3章 80‐90年代―バブル景気の功績(流行りのSUVなのに生き残れなかった;家族全員乗るとギュウギュウ詰めに ほか)
第4章 2000年代―平成をかけぬけた国産車(懐古主義はほどほどにわずか1000台の限定生産;実用車なのに、バカっ速い!? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
56
読み友様からのご紹介本です📚昭和の車ってカクカクしていたんですね!オート三輪は可愛いけどひっくり返りそう!ウインドウが上にバーッて開くやつがいいな!でもすぐ壊れるかもw惜しい車が沢山、なのに残念とは本当に残念🚙🚙🚙 2022/11/23
Tadashi_N
12
トンガリ具合が良かったが、売れ行きが正義。2023/01/28
とも
8
自動車開発についての面白い話 残念枠なのかはわからないけどおもしろかった2022/07/11
きまたよ
6
名城大学そばのヴィレッジヴァンガード本店で見かけて購入。「ざんねんないきもの事典」の自動車版で、昔から最近までの残念な国産車を列挙している。残念ではあるけれど、今の車たちに連なる歴史なので、楽しく読めた。ただ、トヨタIQがアストンマーチンシグネットだったことは書いてほしかったな。あと、ここにも乗らなかった車たちにも思いを馳せよう。2024/03/09
mitsu
1
1960年代ぐらいから最近までの車で、それほど人気がなかった車種の紹介になる図鑑でした。車はイラストでの紹介で写真とは異なる感じの見え方はちょっと興味深かったです。昔を少し思い出す感じでした。2023/09/07
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