出版社内容情報
安全性が高く、燃費もよく、デザインも洗練されている近年の自動車は、過去の失敗の改善の上にあります。そんな懸命な努力の中、「失敗」してきた“ざんねん”なクルマたちを、イラストつきで愛を込めて紹介します。
内容説明
「ざんねんなクルマ」とは、日本人が創意工夫を凝らして設計、生産した産物です。しかし、時代を先取りしすぎたり、環境の変化などさまざまな要因で大ヒット作とはなりませんでした。でも記憶に残したい名車(迷車?)たちを見てください。
目次
第1章 戦後‐60年代―モータリゼーションの幕開け(四輪に居場所を奪われた悲しき働きもの;夢だけは大きかった小さなボディ ほか)
第2章 70年代―過渡期(活躍の舞台がなかった悲運のスーパーカー;攻めすぎデザインで中古で人気になる皮肉 ほか)
第3章 80‐90年代―バブル景気の功績(流行りのSUVなのに生き残れなかった;家族全員乗るとギュウギュウ詰めに ほか)
第4章 2000年代―平成をかけぬけた国産車(懐古主義はほどほどにわずか1000台の限定生産;実用車なのに、バカっ速い!? ほか)